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オーストラリア デリバリーで日本食を ‐日本産食品の輸出促進につなげ!‐

2021年02月04日

新型コロナウイルスの影響で、オーストラリアでも飲食店の売り上げ、日本産食品の輸出量がともに落ち込んだ。現地政府は、飲食店に対し、感染拡大を防ぐため店舗収容人数を4平方メートルあたり1人とする措置を講じている。そうしたなか、飲食店の売り上げの維持拡大を図るため、デリバリーサービスの活用が注目されている。日本食レストランも、このサービスを生かすべく、SNSでの専用ページを通じた情報発信など、さまざまな工夫を行っていた。コロナ禍において、日本食の市場拡大から日本産食品の輸出促進につなげようとする動きを追った。

(11分38秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図の上で回転する、中が空洞になった地球儀から、もうひとつ地球儀が飛び出す。 拡大表示された地球儀の横にタイトルが現れる。 「世界は今 ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。 ライトブラウンのブラウスとスカートをはいている。

テロップ: 八木 ひとみ(やぎ ひとみ)

八木(やぎ)キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 日本産食品(にほんさんしょくひん)の輸出が、年々、増加傾向にあるオーストラリア。しかし、新型コロナウイルスの流行で外食産業は大きなダメージを受け、食品の流通も悪化しています。このピンチを打開するため、デリバリーで日本産食品(にほんさんしょくひん)の輸出促進につなげようとする動きがあります。

テロップ: オーストラリア デリバリーで日本食(にほんしょく)を ‐日本産食品(にほんさんしょくひん)の輸出促進につなげ!‐

映像説明: 街なか。街路樹の下の縁石に沿って置かれたベンチで、花柄のシャツを着た男性がインタビューに答える。

花柄のシャツを着た男性・英語: ラーメンが大好き。月に2~(から)3回食べる。

映像説明: ビル街の歩道。グレーのTシャツを着た女性と花柄のトップスを着た女性が笑顔でインタビューに答える。

グレーのTシャツを着た女性・英語: 寿司が好き。寿司はおいしい。

花柄のトップスを着た女性・英語: 寿司にラーメン。

グレーのTシャツを着た女性・英語: うどんかな。

花柄のトップスを着た女性・英語: そうね。

映像説明: レストランのテーブル席。木目調の壁のそばで、グレーのキャップをかぶった男の子と淡いピンクのキャップをかぶった女性が食事をしている。2人の向かいに座っている白いTシャツを着た男性がスマートフォンを操作している。 テーブルに料理が並べられている。白いタルタルソースがかけられた、きつね色(いろ)の揚げ物が黒い皿に盛りつけられている。緑の野菜の小鉢やごはん、白い漬物、水の入ったコップが周りに置かれている。

テロップ: 日本食(にほんしょく)

ナレーション: オーストラリア人のあいだで定着しつつある、日本食(にほんしょく)。

映像説明: 緑豊かな水辺。両岸(りょうがん)に大きな石造りの柱があるアーチ状の橋が架けられている。街路樹が植えられた水辺の道沿いに等間隔にポールが立ち並び、縦長の旗がはためいている。画面左下の四角い枠にオセアニアの地図。オーストラリアは南半球に浮かぶ大陸国。シドニーは国の南東部の海岸沿いに位置していて赤い星印で示されている。

ナレーション: その日本食の材料でもある日本産食品(にほんさんしょくひん)の輸出先国第8位がオーストラリアだ。

映像説明: クイーン・ビクトリア・ビルディングの前の交通量の多い十字路の映像を背景に、「オーストラリアへの日本産食品輸出額(にほんさんしょくひんゆしゅつがく)」と題された棒グラフが表示される。輸出額は2011年の約60億円から年々伸び、2019年には約170億円に達している。2020年1月から11月にかけては148億円にとどまっている。(出所:財務省「貿易統計」を基に作成)

ナレーション: 2011年から2019年まで、輸出額は右肩上がりと好調だが2020年は新型コロナウイルスの影響で伸び悩んでいた。

映像説明: 街なか。街路樹が植えられた幅の広い歩道を大勢の人が歩いている。赤と白の車体が複数連結された路面電車が車道に敷かれたレールを進んでいる。

テロップ: オーストラリアの新型コロナウイルス 累計感染者数 28,766人 2021年1月25日時点

映像説明: レストランのホール。だるまのキャラクターのイラストに筆書きで「破己(はき)」と書かれた書や扇子の形のオブジェが壁に飾られている。通路際(つうろぎわ)には葉を茂らせた竹の鉢植えが置かれている。テーブルやカウンターで人々が話をしている。 カウンター。白い調理服を着た男性店員がすしを握っている。調理台にはすしおけに入った酢飯や茶わんに入ったわさび、角皿(かくざら)に並べたマグロやサケ、イカなどのねたが置かれている。

ナレーション: オーストラリア国内の新型コロナウイルスの累計感染者数は2万8,766人と少ないにもかかわらず、政府は飲食店での収容人数を4平方メートルあたり1人とするなどの感染防止対策を設けた。それらも影響し、飲食店の売り上げ、日本産食品(にほんさんしょくひん)の輸出が共に落ち込んだ。

映像説明: 皿に盛りつけられた赤身の魚のすしがバーナーであぶられている。 オフィスの出入り口。ガラスのドアを入っていくと、壁にアルファベットで「JETRO(ジェトロ)」と書かれた黒い立体ロゴが掲げられている。奥へ進むと通路沿いに棚が並び、円いテーブルと紺のいすが置かれている。

テロップ: 日本産食材(にほんさんしょくざい)サポーター店 日本産(にほんさん)の食材・酒類を使用または販売している レストランや小売店をジェトロが認定(要申請) ↓新型コロナウイルスの影響 約90店舗のサポーター店を対象に支援 ・デリバリー市場への参入 ・Facebookを使った広報活動

ナレーション: 日本産(にほんさん)の食材、酒類を使用または販売しているレストランや小売店を、ジェトロは「日本産食材(にほんさんしょくざい)サポーター店」と認定し、支援している。今回、ジェトロシドニー事務所は、およそ90店舗のサポーター店を対象に、デリバリー市場への参入支援やFacebookを使った広報活動を行った。

映像説明: オフィスの一角。紺のスーツを着た男性がデスクでノートパソコンに向かっている。

ナレーション: この支援のねらいについて、シドニー事務所所長の高原(たかはら)は、こう話す。

映像説明: ジェトロの立体ロゴの前。紺のスーツを着た男性がうなずきながらインタビューに答える。 「Japan at Home」と題されたウェブサイト。タイトルの周りにレンコンや大根、ギョーザ、すし、おにぎり、ラーメン、天ぷらそば、とっくりとおちょこのイラストが描かれている。隅に「Organised by JETRO(オーガナイズド バイ ジェトロ)」と書かれている。 投稿されたメッセージが日本語に翻訳され、表示されている。メッセージの下に、さまざまな動画が表示される。紫のトップスを着てハサミを手にした女性が木の枝から黄色い果物を切り取り、こちらに向かって手を振る。海辺の街の映像を背景に、「‐Going Solo‐ IN JAPAN The Wonders of Kyusyu(ゴーイング ソロ イン ジャパン ザ ワンダー オブ キュウシュウ)」と書かれたテロップが表示される。紫のトップスを着た女性が木々(きぎ)の植えられた道を笑顔で歩く。 ジェトロの立体ロゴの前で紺のスーツを着た男性が話を続ける。

テロップ: ジェトロ シドニー事務所 所長 高原 正樹(たかはら まさき)

高原(たかはら)(ジェトロ シドニー事務所 所長): イートインしていただくお客さんも限界がきているということで、 できるだけですね、デリバリーを利用して、引き続き、日本食(にほんしょく)を皆さんに味わってもらうというのを、われわれがサポートさせていただいてる。 Facebook上(フェイスブックじょう)に、「Japan at Home」っていうタイトルのページを設けまして、 そこにですね、日本食(にほんしょく)の魅力であるとか、あとは日本食材(にほんしょくざい)サポーター店さんの宣伝とかですね、日本食(にほんしょく)について知ってもらったりということで、 いざ、ま、行動制限が緩和されてですね、皆さん実際にレストランに足を運べるような状況になったときに、 ぜひ日本食(にほんしょく)(レストラン)を利用していただこうということを目的に活動させていただいています。

映像説明: 店内のレジカウンター。黒いエプロンをした女性店員が会計をしている。カウンターには仕出し弁当が詰められた袋が置かれている。白いヘルメットをかぶりスマートフォンを手にした男性がカウンターをはさんで前に立っている。 黒いエプロンをつけた女性が小型の端末を操作している。端末には犬のイラストに「deliverroo(デリバルー)」と書かれたロゴがある緑のカバーがついている。

ナレーション: つまり、ほとんどの日本食(にほんしょく)レストランが今まで利用していなかったデリバリーサービスを活用することで、新しいお客へのアプローチが可能になった。

映像説明: レストランの出入り口。大きな茶色い格子戸が開け放たれ、人の列が店内へと続いている。手前に立つダークグレーのスーツを着た男性がグレーのスーツを着た男性に会釈をし、身ぶりを交えて話をする。

ナレーション: この支援を活用した日本食(にほんしょく)レストランDarumaの静(しずか)社長は…。

テロップ: Gold Class Daruma 静 藤雄(しずか ふじお) 社長

映像説明: 焦げ茶色(こげちゃいろ)の壁の室内。藍色の墨で筆書きされた絵が壁に飾られている。ダークグレーのスーツを着た静(しずか)社長がマイクを前にデスクでインタビューに答える。

テロップ: Gold Class Daruma 静 藤雄(しずか ふじお) 社長

静(しずか)社長: ジェトロさんのサポート制度の認定証を店に置くことで、 日本(にほん)からの安心できる食材を使用してると(お客に)認識していただき、安心してご来店いただけることが、いちばんの理由です。

映像説明: 竹の鉢植えが置かれたレストラン。店内にある棚のうえに酒だるやだるまが置かれ、壁には扇子の形のオブジェが飾られている。テーブルやカウンターで人々が話をしている。

テロップ: Gold Class Daruma

映像説明: テーブル席。ロングヘアの女性と水色のシャツを着た男性が席に着いている。黒いトップスを着たポニーテールの女性店員が笑顔で注文を取っている。

ナレーション: Darumaは、4年前にオープンした富裕層に人気がある高級日本食(にほんしょく)レストランだ。

映像説明: 木目調のテーブルに食品が並べられている。「マルちゃん 釜あげうどん」と書かれた白い半透明の袋入りのうどん。「美濃三年酢」と書かれた瓶入りの酢。「キッコーマン おいしい無調整豆乳」と書かれた紙パック入りの豆乳。「KIKKOMAN(キッコーマン) GLUTEN FREE Soy Sause」と書かれたボトル入りのしょうゆなど。 棚の上に、「月山(がっさん)の雪」、「真澄」などと書かれた、さまざまなラベルが貼られた一升瓶入りの日本酒が20本ほど並べられている。 大きな酒だるが置かれている。たるの表面には松と竹、梅のイラストに「Sho Chiku Bai」、「松竹梅」、「TAKARA SAKE USA INC(タカラ サケ ユーエスエー インコーポレイテッド).」と書かれている。隣には「白鹿(はくしか)」と書かれた小ぶりな酒だるが並べられている。

ナレーション: ここで使っている日本の食品は、米(こめ)や調味料など、230品目あり、特に品ぞろえが豊富なのは日本酒(にほんしゅ)だ。

映像説明: 焦げ茶色(こげちゃいろ)の壁の室内。ダークグレーのスーツを着た静(しずか)社長が身ぶりを交えてインタビューに答える。 レストランのカウンター席。ベージュのシャツを着た男性と黒いトップスを着た女性がメニューを見て話をしている。ポニーテールの黒いトップスを着た女性店員がそばで待機している。 カウンターの中で「酒は天下の太平山」と書かれた紺の法被を着た男性が身ぶりを交えて話をしている。 焦げ茶色(こげちゃいろ)の壁の室内で静(しずか)社長が話を続ける。

テロップ: Gold Class Daruma 静 藤雄(しずか ふじお) 社長

静(しずか)社長: お客様に、どういう飲み方が一番このお酒に合うか、 そういうことを、酒のソムリエがお客様に、いろいろとお伝えしながら、お料理と一緒に楽しんでいただいてます。 (おまかせコースの)お客様の予約が、ま、あの、1日、5、6人だけの予約とさせていただいてるんですが、週3日は、ほとんど予約でいっぱいで、とても、あの、盛況です。

映像説明: Darumaの店内。竹の鉢植えのそばで黒いジャケットを着た男性が身ぶりを交えてインタビューに答える。

テロップ: 来店客

来店客(黒いジャケットを着た男性)・英語: このレストランには2回来たことがあって、今回は3回目なんだ。 雰囲気の良いところで、おいしい料理を食べる。その方がより楽しめる。

映像説明: Darumaのホール。テーブルやカウンターで人々が話をしている。

ナレーション: 夕食の時間が近づくと…。

映像説明: ちゅう房。調理台にタブレット端末が置かれている。画面にはデリバルーのアプリが表示されている。 白い調理服を着た男性店員がタブレット端末を操作している。

ナレーション: 店内にアラーム。店員がタブレット端末を見ると料理の注文が…。   映像説明: 男性店員がのれんをかき分け、中に向かって話をしている。

白い調理服を着た男性店員: デリバリーのオーダー入りました。 照り焼きチキン弁当、照り焼き豆腐弁当お願いします。

映像説明: ちゅう房。調理台に置かれた茶色の平たい容器にごはんや色鮮やかなサラダなどが盛りつけられている。調理服を着た男性店員がこんがりとした焼き色(やきいろ)がついた長方形のおかずを平たい容器に詰めている。

ナレーション: ちゅう房では照り焼き豆腐弁当の盛りつけ。

映像説明: 通路。男性店員がポリ袋に入った弁当を運んでくる。 出入り口。黒いパーカーを着た男性が弁当を受け取っている。

ナレーション: 弁当を取りに来たのは、デリバリーサービスの配達員。

映像説明: ちゅう房。調理服を着た男性店員が平たい弁当の容器にカットしたレタスを詰めている。 盛りつけが終わった弁当にフタをする。

ナレーション: 日本食(にほんしょく)が自宅にいながら楽しめる。ピザや中華料理が中心だったオーストラリアのデリバリー市場では見られなかった光景だ。

映像説明: カウンター席。ベージュのシャツを着た男性と黒いトップスを着た女性がうなずきながらインタビューに答える。

ナレーション: デリバリーサービスについて利用客は…。

テロップ: デリバリーサービス利用客

デリバリーサービス利用客(ベージュのシャツを着た男性)・英語: 早くて便利だね。注文が到着した時、料理が温かい状態で届くしね。

デリバリーサービス利用客(黒いトップスを着た女性)・英語: 注文できる料理の種類も豊富ね。

デリバリーサービス利用客(ベージュのシャツを着た男性)・英語: どのレストランも配達してくれるから簡単だし、玄関まで届けてくれるから、安全で良いと思うよ。

映像説明: レストランのテーブル席。木目調の壁のそばにノートパソコンが置かれている。 画面に表示されたウェブサイト。色よく揚げられた、だ円形(だえんけい)のフライの写真が投稿されている。写真には「PORK LOIN KATSU」と書かれている。ページがスクロールされ、ワインのイラストやカクテル、ラーメンの写真、メッセージが表示される。

ナレーション: この支援には、デリバリーのほかに、専用SNSを活用し、日本食(にほんしょく)をPRすることも含まれている。

映像説明: レストランの出入り口。木目調の壁に「JAPANESE TEISHOKU RESTAURANT YAYOI」、「やよい軒(けん)」と書かれた立体ロゴが掲げられている。 木目調のテーブル席。紫のグラデーションのストライプのネクタイをした男性がノートパソコンに向かっている。

テロップ: やよい軒(けん)

ナレーション: そのSNSから、レストランや日本食(にほんしょく)」情報発信をしているのは、やよい軒(けん)の現地責任者の鈴木さん。この制度を活用した理由は…。

映像説明: 木目調のテーブル席。紫のグラデーションのストライプのネクタイをした男性が身ぶりを交えてインタビューに答える。

テロップ: やよい軒(けん) 鈴木 章浩 最高財務責任者

鈴木最高財務責任者: (2020年)4月からのロックダウンでお客様がご家庭に引きこもられて、 われわれレストランとお客様の接点がなくなってしまいました。

映像説明: 木目調の店内。テーブル席で人々が話をしたり、食事をしている。カウンター席にはついたてが立てられ、それぞれの席にタブレット端末が備え付けられている。 白いユニホームを着た男性店員が、黒いブラウスを着た女性とヒョウ柄のワンピースを着た女性を席へ案内している。

ナレーション: やよい軒(けん)は、オーストラリア国内に6店舗あり、中間所得層に人気がある日本食(にほんしょく)レストランだ。

映像説明: 木目調のテーブル席。グレーのTシャツを着た男性が湯飲みを手にインタビューに答える。

テロップ: 来店客

来店客(グレーのTシャツを着た男性)・英語: 年(ねん)に何度か来る。大体、年(ねん)に5~(から)6回くらい。

映像説明: 別の木目調のテーブル席。白地にライトグレーの柄(がら)が入ったTシャツを着た男性が笑顔でインタビューに答える。

テロップ: 来店客

来店客(白地にライトグレーの柄が入ったTシャツを着た男性)・英語: 新型コロナの前は、たぶん、月に4~(から)5回は来ていた。

映像説明: ちゅう房。調理台に置かれたトレーに刻みねぎが添えられた揚げ物やあえ物、温泉卵、漬物、ご飯、みそ汁、れんげがセットされている。 テーブル席にレモンと大根おろしが添えられた焼き魚の定食が置かれている。 ねぎと麩(ふ)のみそ汁に、しょうゆの小皿、白ごまとわかめ、わさびが添えられたサケの丼が並べられている。

ナレーション: お客に提供している、ごはんや味付けをする調味料は日本の食品だ。日本産食品(にほんさんしょくひん)は、ものによっては入手しづらい食材があり、1割程度値上がりしているという。

映像説明: 紫のグラデーションのストライプのネクタイをした鈴木最高財務責任者がインタビューに答える。話し終わったあとで大きくうなずく。

テロップ: やよい軒(けん) 鈴木 章浩 最高財務責任者

鈴木最高財務責任者: コロナ発生後ですけども、どうしても、日本(にほん)から来る船であったりとか、港に到着後、それを荷降ろしする従業員の方(かた)がソーシャルディスタンス。 それから、トラックの物流等でどうしてもですね、コストがかかってしまいました。 弊社としましても、こういった価格に関しては据え置きで、ま、吸収しまして弊社で、お客様には通常の価格でお食事を召し上がっていただきたいと思います。

映像説明: やよい軒(けん)の店内。木目調のテーブル席で、グレーのキャップをかぶった男の子と淡いピンクのキャップをかぶった女性が食事をしている。2人の向かいに座っている白いTシャツを着た男性がスマートフォンを操作している。 ちゅう房。調理台に置かれたトレーにタルタルソースがかけられた揚げ物などの料理がセットされている。 白い器に盛りつけられたサケの刺身が置かれている。

ナレーション: 新型コロナの影響でレストランにお客が来ないだけではなく、物流も悪化し、日本産食品(にほんさんしょくひん)の価格が上がるという二重苦になっていた。

映像説明: 大型の冷蔵庫の前で鈴木最高財務責任者がノートパソコンを持ちながら画面を見ている。

ナレーション: そこで支援を活用したところ…。

映像説明: 木目調のテーブル席。鈴木最高財務責任者がインタビューに答える。

テロップ: やよい軒(けん) 鈴木 章浩 最高財務責任者

鈴木最高財務責任者: SNSの拡散であったりですとか、デリバルー(大手デリバリーサービス)のマーケティングサポート。 こういったところで、もう一度、お客様の接点、リンクが生まれたところではないでしょうか。

映像説明: レストランの出入り口。ガラスのドアが開け放たれ、人々が出入りしている。ドアのそばに「MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)」と書かれた看板が立てられている。看板の奥に設置されたテーブル席で人々が食事をしている。 店内のレジカウンター。黒いエプロンをつけた女性店員が赤い丼に入った商品をポリ袋に入れている。カウンターの前に緑のブラウスを着た女性が立っている。

テロップ: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)

ナレーション: こちらはイートインやテイクアウトができる弁当店、MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)。

映像説明: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)のホール。焦げ茶色(こげちゃいろ)の床のフロアにいすとテーブルが並べられ、大勢の人が席に着いている。3人の女性店員が客の対応をしている。奥の壁には漢字で「誠」と書かれた電光看板が掲げられている。 MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)のグレーの壁のちゅう房。白いシェフキャップをかぶり、黒のストライプのエプロンをした男性店員がおかずの盛りつけられた平たい容器にごはんをよそっている。

ナレーション: お手頃価格で日本食(にほんしょく)が食べられるということで、特にオフィスワーカーに人気がある店舗だ。

映像説明: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)のテーブル席。黒い柄物のブラウスを着た女性と茶色のストライプのTシャツを着た女性が向かい合って食事をしている。 テーブルに置かれたトレーに、マグロやサケ、鮮やかなオレンジの魚卵(ぎょらん)、卵焼き、しょうが、刻みねぎなどが盛りつけられた海鮮丼(かいせんどん)が載せられている。

ナレーション: 弁当といっても食材にはこだわりがあり、米(こめ)、和牛、デザートも日本のものだ。

映像説明: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)のカウンター。黒いエプロンをつけた女性店員が、揚げ物のトッピングされたカレーライスと福神漬、サラダを受け取り、客席へ運んでいる。 テーブルに置かれた皿に霜降り肉のブロックが載せられている。赤身の肉の断面に白い脂肪が網目のように細かく入り込んでいる。

ナレーション: これらの日本産食品(にほんさんしょくひん)の中でも、新型コロナの影響をあまり受けなかった食品は和牛だという。

映像説明: 木目調のテーブルの上に、霜降り肉と4種類の瓶入りの梅酒、梅酒が注がれたグラスなどが置かれている。白いコックコートを着た男性がテーブルで身ぶりを交えてインタビューに答える。

テロップ: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ) 定松 勝義(さだまつ かつよし) 社長

定松(さだまつ)社長: 日本のA5(エーファイブ)(ランクの)和牛のすき焼き、あるいは焼き肉。家で焼き肉をするわけですね。 インターネットで焼き肉のコンロとか、そういうのを買ってですね、家でいろんな種類の部位のですね、焼き肉を食べている。

映像説明: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)のホール。大勢の人がテーブルで食事をしている。

ナレーション: この動きは輸出促進にもつながりつつある。

映像説明: 屋外。黒い豚と白い豚、黒い牛のキャラクターが描かれた看板が建てられている。キャラクターの下には、漢数字の九をモチーフにしたマークに「ナンチク」と書かれたロゴが描かれている。その看板の下には、「直売店&レストラン」、「この先200m」(メートル)と書かれた看板がある。(映像提供 ナンチク)画面右下の四角い枠に九州南部の地図。鹿児島県は九州の南端にある県。曽於市は県の東部に位置していて赤い星印で示されている。宮崎県は鹿児島県の北東にあり、曽於市に隣接している。

ナレーション: 2018年から、鹿児島牛(かごしまぎゅう)を輸出しているナンチクだ。

映像説明: 3階建ての白い壁の工場の外観。屋根の辺りに「対米輸出認定工場」と書かれた看板が掲げられている。(映像提供 ナンチク) 鼻輪を付けられた黒い牛の写真。それぞれの牛の両耳に、個体識別番号が書かれた「耳標(じひょう)」と呼ばれる黄色い標識が取り付けられている。(写真提供 ナンチク)

ナレーション: 翌年には、ひとつき平均9頭と順調に輸出していたが、2020年は新型コロナの影響で出荷量が大幅に減ったという。

映像説明: 工場の中の写真。フード付きの白い作業服にヘルメットをかぶった従業員が作業台でブロックの肉を抱えている。傍らにある銀色のトレーに塊の肉が山積みになっている。(写真提供 ナンチク)

ナレーション: 1月中旬、ことし初めての和牛の出荷だ。

映像説明: ノートパソコンの画面。マスクを着け、青いチェック柄のシャツを着た男性がインタビューに答える様子が映っている。(Zoomのビデオ通話) 工場の中の写真。フード付きの白い作業服にヘルメットをかぶった従業員が作業台に置かれた大きな平たい肉をナイフで切っている。(写真提供 ナンチク) ノートパソコンの画面。マスクを着け、青いチェック柄のシャツを着た男性が話を続ける。

テロップ: ナンチク 輸出促進室 池辺 貴之 室長

池辺室長: (2020年)4月、5月、6月ぐらいまでは、現地のほうもロックダウンの影響で レストランなどもやっぱり落ち込みが激しかったようですけど、 ここ直近でいうと、そのへんもやっぱ、だいぶ回復してきているので、重量ベースでいえばですね、約450キロぐらい、頭数ベースでいったら約4頭、5頭ってとこですね。

映像説明: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)のちゅう房。白いコックコートを着た定松(さだまつ)社長と、白いシェフキャップをかぶり、黒のストライプを着け、眼鏡を掛けた男性店員が調理台のそばで話をしている。男性店員が白いゴム手袋をはめ、アルコールで手を消毒する。

ナレーション: さらに、MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)の定松(さだまつ)社長は、今までオーストラリア人が食べていなかった日本食も食べ始めてきている」という。

映像説明: 木目調のテーブルの上に置かれた霜降り肉と梅酒などを前に、定松(さだまつ)社長が身ぶりを交えてインタビューに答える。

テロップ: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ) 定松 勝義(さだまつ かつよし) 社長

定松(さだまつ)社長: オーストラリアから日本(にほん)には観光客は年間40万人。 地方には、いろんな地魚(じざかな)がありますよね。 サバであったり、アジであったり。そういう日本(にほん)のですね、地魚(じざかな)であったり、あるいは家庭料理、肉じゃがとか。そういったものまでですね、食べ始めたと。

映像説明: MAKOTO BENTO(マコト ベントウ)のフロア。黒いエプロンをつけた女性店員が料理を運んでいる。淡い紫のワイシャツを着てテーブルに着いている男性の前に料理を置く。

ナレーション: そう、オーストラリア国内でコアな日本食ファンが増えているという。そこに注目したのが地元メディアだ。

映像説明: 2分割されたノートパソコンの画面。画面左側にグレーのトップスを着た女性、画面右側に黒いジャンパーを着た男性がいて、2人が話をする様子が映っている。右側に映っていると黒いジャンパーを着て話をする男性にズームインする。

テロップ: 2020年10月5~(いつかから)9日 映像コンテンツビジネス・オンライン商談会 主催:ジェトロ

ナレーション: テレビ局への番組の提供や自社ウェブサイトで番組を配信する企業doq(ドック)。

映像説明: ノートパソコンの画面。テーブルに並べられた、さまざまな料理が映る。大きなえびの生け作り(いけづくり)や焼き物、刺身、天ぷら、鍋物がずらりと取りそろえられている。映像には「ええじゃないか。」、「三重 南伊勢町(みなみいせちょう)」、「海の幸(うみのさち)を存分に味わう旅」、「伊勢えび一尾付き宿泊プラン」、「1泊2食付き 10,000円(税別)」、「※伊勢えびの調理方法は「鬼瓦焼き」「活造り(いけづくり)」から選べます」と書かれたテロップが表示されている。

ナレーション: コアな日本食(にほんしょく)の番組を求めた理由について…。

映像説明:  ノートパソコンの画面。黒いジャンパーを着た男性がインタビューに答える様子が映っている。(Zoomのビデオ通話) スーパーの店内。さまざまな商品が棚に陳列されている。うぐいす色のトップスを着た女性が腰をかがめて棚に手を伸ばしている。 パック入りの霜降り肉が棚に並べられている。パックには「Wagyu(わぎゅう) slice」、日本語で「鹿児島黒牛」などと書かれたラベルが貼られている。 レジカウンター。ピンクの柄物のシャツを着た女性店員が会計をしている。紺のストライプのポロシャツを着た男性が通路を歩いている。 ノートパソコンの画面。黒いジャンパーを着た男性がうなずきながら話を続ける。

テロップ: doq(ドック) 作野 善教(さくの よしのり) 社長

作野社長: オーストラリアってやっぱりその、知的好奇心が非常に高い人たちが多いですよね。 日本人(にほんじん)でも「(食材に)こだわってるの、おいしいな」あるいは「こんなとこに、こんなものがあったのか」みたいな発見を オーストラリア人に(番組を)流すことで、オーストラリア人の知的好奇心を満たせるというふうに私たちは考えているので、 そういったものを、われわれのメディアでは展開していきたいなというふうに考えてます。

映像説明: クイーン・ビクトリア・ビルディングの前の交通量の多い十字路。壁に装飾が施されたクイーン・ビクトリア・ビルディングや薄茶色(うすちゃいろ)のビルが立ち並んでいる。道沿いに奥へ延びるレールの先に赤と白の車体が複数連結された路面電車が止まっている。大勢の人が歩道を歩いている。

ナレーション: つまり、新しい日本食(にほんしょく)を求めているオーストラリア人の欲求に答えるためだという。

映像説明: 店内の一角。壁の棚に、さまざまな種類の瓶入りの酒が並べられている。黒いエプロンをつけた女性店員がヘルメットをかぶった男性にポリ袋に入れた商品を笑顔で手渡している。 ノートパソコンの画面。ステーキが鉄板で焼かれる様子が映っている。映像には「三重テレビ放送」と書かれた半透明のロゴが表示されている。映像の右には2分割された画面があり、それぞれにマスクを着けた女性と、黒いジャンパーを着た作野社長が映っている。 ちゅう房。調理服を着た男性がフライパンでステーキを焼いている。 焼き目を付けたステーキを調理台のまな板に置き、包丁でカットする。

ナレーション: デリバリーサービスやSNSの活用、テレビ番組の情報発信などで、さらなる日本食の広がりを見せるオーストラリア。日本産食品(にほんさんしょくひん)の輸出にも弾みがつきそうだ。

映像説明: 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 中が空洞になった地球儀が回転している。

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10月28日(予定)
テーマ:トルコに日本食材を売り込め‐パイオニア企業 奮闘記‐

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