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いま 企業がアメリカを選ぶ理由 ‐自動車産業で注目される南東部‐

2019年08月01日

世界最大の投資受け入れ国、米国。国内での生産を促す政策が打ち出されるなか、ワシントンD.C.で開催された投資誘致イベントは外国からの多くの参加者でにぎわい、好況が続く同国市場への関心の高さがうかがわれた。その米国で今、自動車産業の新たな進出先として注目されている地域がある。例えば、南東部のアラバマ州。日本の自動車メーカーが新工場を建設中だが、他地域より生産・生活関連コストが比較的低いという。隣接するジョージア州も港湾をはじめとした物流インフラが整い、人材教育などで進出企業をサポートする。進出済みの日本企業、また、進出を検討している企業が現地の投資環境をどのように見ているのか、取材した。

(12分26秒)

※本番組は英語版(字幕)でもご覧いただけます。

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図の上で回転する、中が空洞になった地球儀から、もうひとつ地球儀が飛び出す。 拡大表示された地球儀の横にタイトルが現れる。 「世界は今ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。 地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。ピンクの半袖のカットソーに白いパンツ姿。

テロップ: 八木 ひとみ(やぎ ひとみ)

八木(やぎ)キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。 貿易摩擦が話題のアメリカですが、投資という視点で見れば、そこにはまた、違った景色が広がっています。世界第1位の投資受入国であるアメリカ。ワシントンで開かれた投資誘致イベントは、多くの人で、にぎわいました。進出を検討している企業、そして、現地で、すでにビジネスを行なっている企業は今、アメリカの投資環境をどのように見ているのでしょうか。

テロップ: いま 企業がアメリカを選ぶ理由 ‐自動車産業(じどうしゃさんぎょう)で注目される南東部‐

映像説明: 雲一つない青空の下に建つ、芝生と緑の木々(きぎ)に囲まれた5階ほどの高さの白い建物。中央には3層の窓を持つ背の高いドームがあり、てっぺんにはブロンズの彫像が置かれている。左右にのびる建物の屋根には、それぞれポールが建てられ、星条旗がはためいている。画面左下の四角い枠内に北アメリカ大陸の地図のイラスト。アメリカ合衆国は、北をカナダ、南はメキシコと隣接し、東は大西洋、西は太平洋に面している。ワシントンD.C.(ディーシー)はアメリカの首都で、東海岸のメリーランド州とバージニア州の間に位置しており、赤い星印で示されている。

ナレーション: アメリカの首都、ワシントン。

映像説明: 薄暗い屋内の会場。青をベースにしたステージにスポットライトがあたっている。ステージの壁の上部には、赤いラインに12個の白い星が一列に描かれ、右にいくにつれて星の色が薄くなっている。壁の中段は、白い背景に、星のマークの横に「SELECT USA INVESTMENT SUMMIT」と書かれたロゴがたくさん描かれている。ステージの中央には、さまざまな種類の軍服を着た男性が8人立っている。両端(りょうはし)の2人は、小銃を持って捧げ銃(ささげつつ)の敬礼をしている。左から2番目の男性は星条旗を掲げ、残りの5人は先端からたくさんの帯がたれさがった、白や赤、青の旗を持ち、真っすぐ前を見ている。ステージの左端には星条旗が立てられ、右端では軍服を着た2人の男性がトランペットを吹いている。客席には大勢の人が詰めかけ、スマートフォンで写真を撮る人もいる。

ナレーション: 政治の中心地で開かれた、このイベント。

映像説明: 「SELECT USA INVESTMENT SUMMIT」のロゴ。星はグレーと赤で塗り分けられ、「SELECT」の文字はグレー、「USA INVESTMENT SUMMIT」の文字は紺色で書かれている。

ナレーション: その名も、「SELECT USA」。アメリカへの投資を誘致するためのイベントだ。

映像説明: ステージ壇上。「SELECT USA」のロゴがたくさん描かれた白い壁の横に星条旗があり、左隣の青い壁にグレーと赤で塗り分けられた「SERECT USA」の大きな星のマークが掲げられている。ミディアムヘアーの女性と入れ替わりに、眼鏡を掛けたスーツ姿の男性が資料を手に、星条旗の前の演台に立つ。 眼鏡を掛けたスーツ姿の男性が、演台に手を置いて話をする。

テロップ: ウィルバー・ロス 商務長官

ロス商務長官・英語: 米国は、いまもこれからも、ビジネスに開かれている。 進出企業は、米国で成功できれば、世界中のどこでも成功できることを知っている。

映像説明: 正面中央にステージが置かれ、左右に巨大スクリーンが2枚ずつ設置された薄暗いホール。白いテーブルクロスが掛かった10人掛け(がけ)の丸テーブルが100台近く置かれ、スーツを着た大勢の男女が行き交っている。天井は、ところどころが、だ円や半円にくり抜かれ、青いライトの間接照明で会場をぼんやりと照らしている。 白いカーテンが掛かる窓の前。眼鏡を掛けた男性と、髭を生やした黒いスーツ姿の男性、紺のスーツを着たロングヘアーの女性がテーブルを囲んで座り、うなずきながら話をしている。 会場の一角。黒とワイン色(いろ)のボーダーの服を着て、髪をアップにした女性と、眼鏡を掛けた黒いスーツ姿の男性が、白いテーブル越しに向かい合って話をしている。奥のテーブルの周りには、スーツ姿の10人程の男女が話をしたり、会場内に目を向けたりしている。

テロップ: セレクトUSA投資サミット(主催:米国商務省) →来場者3,100人超 全米+(プラス)79ヵ国・地域から参加

ナレーション: 6度目の開催となる今回、来場者は3,100人を超え、過去最高を記録。

映像説明: 大きな白いパネル。緑の文字で「NEW YORK STATE OF OPPORTUNITY(オポチュニティー)」と書 かれ、左隣にニューヨーク州の形が描かれている。その右下には「NEW YORK RANKS(ランクス) 1ST(ファースト)」の文字がある。 天井から吊るされた、横長の白い看板。「California」と紺色の文字で書かれ、文字の下部に沿うように黄色い波線(なみせん)が引かれている。その下にオレンジで「find yourself here」と書かれている。 別の一角。パーティションの上に掲げられた箱型の電光看板には、青い文字で「THINK KENTUCKY」、その右横に、赤い円の中に白抜きでハサミの絵が描かれている。パーティション中央の赤い部分には、白い文字で「AMERICAN ELECTRIC POWER」と書かれている。左側には青い文字で「11(イレブン) STATES」、「600(シックスハンドレッド) PROPERTIES」などの文字が書かれ、右側には青空が広がる緑豊かな風景に、巨大な地図のピンマークが刺さっている画像がある。手前のスペースにはカウンターや白い丸テーブルが並べられ、スーツを着た20人ほどの人々が話をしている。 中央に2メートル以上の高さの大きな電光看板を置いたブース。上部にオレンジの文字で「UTAH」と書かれ、高層ビルが立ち並ぶ街の背後に、山がそびえる写真が入っている。電光看板の前には黒い椅子と、パンフレットを並べた棚が置かれ、周りではスーツを着た男女が身振りを交えて話をしている。

ナレーション: 外国からの参加者も多く、その数は、79の国と地域に上った。会場には、全米のほとんど全ての州がブースを構え、投資環境のPR合戦を繰り広げる。

映像説明: ノートパソコンや、ノート、パンフレットが置かれた白い丸テーブルを囲むスーツ姿の3人の男女。紺色のスーツを着た男性の話を、ミディアムヘアーの女性と隣に座る眼鏡を掛けた男性が、メモを取りながら聞いている。奥には白と青のパーティションを設置したバージニア州のブースがあり、その横の通路を、キャリーバックを引いた男女が通り過ぎていく。 バージニア州のブースの近くに、スーツ姿の10人程の男性が立ち話をしている。紺色のスーツに眼鏡を掛けた男性と、赤いネクタイを締めたグレーヘアの男性が話をしながら握手を交わす。

ナレーション: 投資をする側にとっても、全米各地の情報が、一度に効率よく収集できる場だ。

映像説明: 青空の下、星条旗がはためいている。

テロップ: 対内直接投資額(2018年) 2,518億ドル ※国際収支ベース ネット フロー 出所:UNCTAD(アンクタッド)

テロップ: 中国の約1.8倍

ナレーション: 世界最大の投資受入国、アメリカ。その投資額は2,518億ドルと、2位の中国の、およそ1.8倍に及ぶ。

映像説明: 赤地に白い文字で「AMERICAN ELECTRIC POWER」と書かれているパーティションのあるブース。 右手上部に設置されたモニターにはモーターボートの映像が流れ、中央のカウンターには、緑豊かな街並みを映したモニターが置かれている。モニターの前のラックには、写真の入ったパンフレットが並ぶ。白い丸テーブルやカウンターの周りでは、15人ほどの男女が話をしている。 展示会場脇の休憩スペース。白い丸テーブルの奥には、長机(ながづくえ)の上にステンレス製のドリンクサーバーが3つ置かれている。黒いスーツに蝶ネクタイをした男性が、紙コップを補充している。グレーのスーツ姿の男性がサーバーから飲み物を注いでいる。

テロップ: 巨大な市場 ビジネス環境の良さ +(プラス)持続的な景気拡大

ナレーション: 市場規模の大きさ、整ったビジネス環境に加えて、長期間にわたる持続的な景気拡大が、多くの投資を招いている。

映像説明: スーツを着た大勢の男女でにぎわう様子を背景に、「今後2~3年(に、さんねん)で市場が拡大すると思われる地域」と題されたグラフが表示される。 縦軸は上から「南部」「西部」「中西部」「北東部」と地域名が並び、横軸は0から100%までの数字が20%きざみで示されている。縦軸の各地域から横向きの帯グラフが右に向かって延びていく。南部が76.6%、次いで西部が51.3%、中西部が29.0%、北東部が28.6%と続く。「自動車・二輪車市場の伸びに期待」と書かれた赤い吹き出しが、南部の帯グラフに示される。(※回答企業数:542社(複数回答) 出所:ジェトロ「2018年度 米国進出日系企業実態調査」)

ナレーション: そのアメリカで、有望視されているのが、「南部」のエリア。特に、自動車・二輪車市場などの伸びが見込まれている。

映像説明: 薄暗い室内。白い壁に掛けられた植物の大きなモノクロ写真の前で、黒いスーツに青いネクタイを締めた男性が、身振りを交えて話をしている。

ナレーション: ジェトロ・アトランタ事務所の髙橋(たかはし)は、近年の変化をこう話す。

映像説明: 別の部屋。白い壁に貼られた大きなアメリカ南東部の地図の前で、黒いスーツに紺色ネクタイを締めた ジェトロ・アトランタ事務所長の髙橋(たかはし)がインタビューに答える。

テロップ: ジェトロ アトランタ事務所 所長 髙橋 卓也(たかはし たくや)

高橋(ジェトロ・アトランタ事務所長): アメリカの自動車産業といいますと、 デトロイトなどがある、アメリカの中央部の北側、いわゆる中西部と言われている地域ですね、ま、ここに集積しているイメージがあると思いますけれども、 最近では人件費、えー、生産コスト、それから生活コスト。ま、こうしたコストの低い、南東部に工場を設ける動きが目立っています。

映像説明: 白と黒に塗り分けられたロケットが青空に向かってそびえ立つ。後方の噴射口付近には「USA」と 赤字で記され、ボディーの中ほどには星条旗が描かれている。ロケットの周囲には先端に避雷針が付いた背の高い鉄塔や、ポール、たくさんのライトが付いた照明塔が立ち並ぶ。奥には白い建物が建ち、背後に森が広がっている。画面右下の四角い枠内にアメリカ合衆国の地図。南部に位置するアラバマ州は北部の一部がメキシコ湾に面しており、西はミシシッピ州、東はジョージア州、北にテネシー州、南はフロリダ州に囲まれており、緑色(みどりいろ)で示されている。 屋外に展示されたスペースシャトル。先端や翼の一部が黒く塗られた飛行機型の白い機体が、白いロケットやオレンジのタンクとともに右斜め上を向いて展示されている。機体の翼に近い部分には「NASA」、「United States」と星条旗、先端に近い部分には「PATHFINDER」と記されている。

ナレーション: そうした動きのひとつが今、アラバマ州で起きている。

映像説明: 木々(きぎ)が緑の葉を伸ばす、屋外の別の一角。ポールには半旗が掲げられている。中央には古いタイプの宇宙服を着て、ヘルメットを右脇に抱え、精かんな顔立ちで前を見つめる宇宙飛行士のブロンズ像が立っている。

ナレーション: 宇宙の町として知られる、ハンツビル。

映像説明: 2階まで吹き抜けになった広い室内。左右の壁沿いに、黄色いフェンスで区切られたスペースがあり、上部にはモニターがいくつか取り付けられている。中央の広い通路には黒いブラウスを着たウェーブヘアの女性を先頭に、スーツ姿の男女十数人が周りに目を向けながら歩いている。 黄色いフェンスに囲われたスペースの中に、上部にグレーの長い筒が2本付いた大きな機械が置かれている。2階部分は通路になっており、グレーの枠に透明な板がついた柵(さく)が設けられている。黄色いフェンスの横のスペースで、青と白と黒の柄(がら)が入ったブラウスを着た女性が、スーツ姿の男女に向かって話をしている。

テロップ: 2019年6月13~(から)14日 南東部(アラバマ・ジョージア州)投資環境視察ミッション 主催:ジェトロ

ナレーション: この地を視察に訪れたのは、アメリカ南東部への進出を考えている自動車関連企業などの一行。

グレーと白で塗り分けられた建物の外。背の低い生垣(いけがき)の横で、グレーのスーツに白と黒のストライプのネクタイを締めた男性がインタビューに答える。

ナレーション: 参加した理由は?

テロップ: 精密部品メーカー ミナミダ 南田 豊司(みなみだ とよし) 社長

南田社長: お客さんでありますマツダさん関係の企業さんが、えー、アラバマに出られる、ということで…。

映像説明: 広大な土地の中の建築現場。むき出しの赤土の上に、鉄筋の骨組みが組まれた建物が左右に広がっている。右手には平屋建ての白い建物が並び、数十台の車が駐車している。建設中の建物のあちこちに8台のタワークレーンが首を伸ばしている。電線をつなぐ巨大な鉄塔が、はるか遠くの森に向かって続いている。

ナレーション: 企業が注目するのが、こちら。マツダとトヨタの合弁会社(ごうべんがいしゃ)が建設中の新工場だ。

映像説明: 建築現場を上空から撮影した映像。建物がほとんどない緑の大地に、広大な赤茶色の土地が広がる。コンクリートで舗装されている場所や、鉄筋が組まれ、その一部が水色の平たい屋根で覆われている建物もある。ところどころにトラックが走り、クレーン車などの重機が作業をしている。 コンピューターグラフィックスで作られた完成図。緑の芝で覆われた広大な土地に、2階~(から)3階建ての高さの白い建物が広がる。 建物は大きく3つに分かれており、手前の2つの建物のあいだの渡り廊下には、赤字のアルファベットで「MAZDA(マツダ) TOYOTA」と書かれている。工場の周りにはたくさんの車が収容できる駐車場が5ヵ所設けられている。(画像提供 マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング・USA)

テロップ: マツダ・トヨタ合弁新工場(アラバマ州ハンツビル) →2021年操業開始 年間30万台生産予定

ナレーション: 東京ドーム216個分、1,000(いっせんまん)万平方メートル弱もの広大な敷地に建てられる工場は、2021年に操業を開始。両メーカー合わせて、年間30万台を生産する予定だ。

映像説明: タワークレーンがあちこちに設置され、広い範囲に骨組みが組まれた建築現場。むき出しの赤土の上を黄色い重機がゆっくりと動いている。送電線の巨大な鉄柱の列が、はるか遠くの森の先まで続いている。 建設現場の一角。空に向かって首を伸ばす3台のタワークレーンの足元に、5階建てほどの高さの足場が組まれている。

ナレーション: 州政府からも地域経済への貢献が期待される、マツダ・トヨタの共同プロジェクト。その狙いはどこにあるのか。

映像説明: オフホワイトの壁の部屋。シルバーのカバーが付いた演台(えんだい)の前で、紺色のスーツを着たグレーヘアの男性が話をしている。 工場の一角。中央に一列に並んだ機械の左右には、ヘルメットや帽子をかぶった大勢の作業者が並んで作業をしている。作業者の隣には金属製のポールが設置され、頭上に渡したパイプに、電気ドリルなどの工具がぶら下がっている。作業者の背後や横に置かれた棚には工具が収められている。手前に立つ黒いキャップをかぶり、グレーのTシャツを着た男性が、中央の機械を半回転させ、手前に引き寄せる。 天井の高い工場の一角。背の高い、黄色い足場の奥に、大きな赤い3段ラックが3つ置かれ、ひとつひとつに乗用車のボディー部分が並べられている。手前には白いボンネットが立てかけられた、金属製の台が置かれている。黄色いヘルメットにピンクのベストを着た女性と、黄色いヘルメットにグレーのジャケットを着た男性が向かい合って立ち、ボンネットの端を持って、二人のあいだに置かれた台の上にゆっくりと倒していく。(映像提供 マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング・USA) オフホワイトの壁の部屋で、紺色のスーツを着たグレーヘアの男性が話を続ける。

テロップ: マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング・USA マーク・ブラジール 副社長

ブラジール副社長・英語: マツダには、トヨタと部品調達を共通化できるというメリットがある。 両社が協力することで、互いのベストプラクティスから学んでいきたい。

映像説明: 薄暗い部屋。画像が投影されたスクリーンに向かって長机(ながづくえ)が並べられ、スーツ姿の十数人ほどの男女が、机の上に飲み物やノートパソコンを置き、座っている。 スクリーンの左上には赤い長方形の中に白い文字で「MADE IN ALABAMA」と書かれたロゴと、 飛行機や自動車工場などの12枚の写真の上に白い文字で「Alabama Now」と書かれた画面が映し出され、切り替わった画面には白い文字で「The(ジ) Alabama Department of Commerce」と書かれている。スクリーンの左の演台(えんだい)には、青い花柄のワンピースを着た女性が立ち、話をしている。

ナレーション: その後(そのご)も、マツダ・トヨタに続くかたちで、

映像説明: スクリーンに、赤いヘッダーに白い文字で「PARTNERSHIPS(パートナーシップス)・ECONOMIC」などと書かれた画像が映し出されている。画面には、「TOYOTA BOSHOKU(ボウショク)」の文字と写真、「$50 Million(フィフティーミリオンダラーズ) Investment 400(フォーハンドレッド) Jobs」、「Daikyo(ダイキョー) Nishikawa Corporation」の文字と、写真や画像、「$110 Million(ワンハンドレッドテンミリオンダラーズ) Investment 380 (スリーハンドレッドエイティー) Jobs」などと投資額と仕事の数が書かれている。数字を示すように赤いポインターが動いている。スクリーンの左には紺色のスーツを着たブラジール副社長が立ち、画面を見ながら話しをしている。

テロップ: 日本企業(にほんきぎょう)の投資計画 相次いで発表

ナレーション: 日本の部品メーカーなどによる投資計画が、相次いで発表されている。

映像説明: 緑に囲まれた、車通りの少ない片側2車線の道路。横断歩道の信号で停車していたボルドー色(いろ)の車がゆっくりと動き出す。 道の中央で黒い車が2台のパトカーに挟まれて止まっている。右手の車線の路肩にはたくさんの車が駐車しており、歩道の奥は池になっている。左側の車線の脇に濃い緑の葉をつけた巨大な木が影を落とし、 その下を茶色の袖なしのトップスと薄いブルーの短いズボン姿の女性と黄緑のTシャツにベージュ色の短いズボン姿の男性が、薄いオレンジ色(いろ)のワンピース姿の女の子の手をつないで歩いている。

テロップ: ビジネスコストの低さ

ナレーション: なぜ企業は、アラバマ州を選ぶのか。その理由のひとつが、ビジネスコストの低さだ。

映像説明: ガラス張りの建物の脇にある、池の横の遊歩道。グレーのTシャツに黒のハーフパンツ姿の男性がランニングをし、黒いベンチの横をグレーのTシャツにジーンズ姿の男性と白いTシャツにライトブルーのジーンズ姿の女性が並んで歩いていく。この風景を背景に表が現れる。 平均賃金(週給)、電気料金(キロワット時)、ガス料金(1,000立方フィート)をアラバマ州、ミシガン州、全米平均のあいだで比較したもの。アラバマ州の平均賃金が879.3ドル、ミシガン州は924.1ドル、全米平均は908.0ドル。電気料金はアラバマ州が6.1セント、ミシガン州が7.3セント、全米平均は6.9セント。ガス料金は、アラバマ州が4.3ドル、ミシガン州が6.0ドル、全米平均が4.2ドル。(※いずれも2018年平均値(へいきんち) 出所:米国労働省 米国エネルギー情報局)

ナレーション: 例えば、デトロイトのあるミシガン州と比べると、労働者の賃金だけでなく、操業に必要な電気、ガス料金がいずれも安い。

映像説明: 白い壁の前。青い花柄のワンピースを着た女性がインタビューに答える。

テロップ: アラバマ州商務省 ビジネス開発部 ホリー・ペッグ アシスタントディレクター

ペッグアシスタントディレクター・英語: アラバマ州はビジネスコストが低いことで知られている。 ビジネスフレンドリーな州で、進出企業の成功のための協力を惜しまない。

映像説明: はるか遠くまでまっすぐに伸びる、交通量の少ない道路を走る、車のフロントガラスからの風景。両脇には緑が広がり、ところどころに大きな木々(きぎ)が葉を付けている。片側一車線の道路の表面には小さな亀裂が入っており、前を走る黒い車が、「DETOUR(ディートゥア)」と書かれ、右矢印が描かれたオレンジの看板の横を右折していく。

テロップ: マツダ・トヨタ新工場付近の道路再舗装・増設

ナレーション: アラバマ州では、今後、新工場付近の道路の再舗装、車線の増設などを予定。

映像説明: 長机(ながづくえ)を並べた部屋。高い位置に窓がついている。スーツを着た20人程の男女が席に着いている。青い花柄のワンピースを着たペッグ アシスタントディレクターが部屋の前方に立ち、スクリーンを指し示しながら話をしている。天井に吊るされたプロジェクターが、丸いライトを光らせている。 資料や飲みものが置かれた長机(ながづくえ)の席で、スーツ姿の男女が真剣な表情で前を見つめている。黒いジャケットを羽織ったロングヘアーの女性がスマートフォンをかかげて撮影をしている。

ナレーション: さらなる投資促進に向け、ビジネス環境の整備に力を入れる。

映像説明: グレーのスーツに白と黒のストライプのネクタイを締めた南田社長が、メモを取っている。左の胸元には英語で企業名や名前が書かれた、透明の名札ケースを付けている。

テロップ: 精密部品メーカー ミナミダ 南田 豊司(みなみだ とよし) 社長

ナレーション: 自動車部品などを製造するミナミダの社長。メキシコに拠点を構えているが、アメリカは、まだこれから。

映像説明: 南田社長が立ち上がり、資料を見ながら話をしている。

南田社長: 中小企業なもんですから、あのー、出ていきたいんですけど…。

映像説明: オフホワイトの壁の部屋。紺色のスーツを着たグレーヘアのブラジール副社長と、黒いジャケットに黄色いネクタイを締めた男性、青い花柄のワンピースを着たペッグ アシスタントディレクター、白と黒の柄物のジャケットを羽織ったショートカットの女性が並んで立っている。シルバーの演台(えんだい)の前に立つショートカットの女性が身振りを交えて話をしている。

ナレーション: マツダ・トヨタに続くサプライヤーの進出の動きを、肌で感じた印象は?

映像説明: 白い壁の部屋。グレーのジャケットに白と黒のストライプのネクタイを締めた南田社長がインタビューに答える。 シャッターが閉められた工場の内部。ヘッドホンをつけた南田社長のほか、ヘッドホンを首にかけたり、耳につけた十数人のスーツ姿の男女を前に、青と白と黒の柄物のブラウスを着た女性がマイクを片手に話をしている。傍らにはグレーのYシャツを着た、ジャケットを羽織り、眼鏡を掛けた男性が立っている。青と白と黒の柄物のブラウスを着た女性の前には、グレーに黒の天板の台が置かれ、その上にノートパソコンが載せられている。右奥の壁際には黒いガスボンベを2つ積んだフォークリフトが置かれている。 工場の中の木製の作業台を囲むスーツ姿の男性たち。手前の台には、側面に三角や長方形の 穴が開けられたグレーの筒や、厚みのある四角い黒のプレートが置かれ、かわるがわる手に取っている。黒いプレートを手にした黒いスーツ姿の男性が、眼鏡を掛けた現地スタッフの男性に話しかけている。奥の台ではヘッドホンを耳に付けた南田社長が、黒の四角いプレートを手にして、まじまじと見つめている。 白い壁の前で、南田社長が話を続ける。

南田社長: このままではですね、ティア2(ツー)・ティア3(スリー)は、もう、埋もれて(うもれて)しまうと、いうような危機感を覚えたので、 やっぱり早い時期にですね、えー、小さいながらも、やっぱりアメリカに、えー、進出して、アメリカでの営業活動、もしくは生産活動をしていかなあかんな、ということを、今日痛感した次第です。

映像説明: 白い壁の建物のガラス張りのエントランス。開け放たれた扉の両脇にはそろいの青いシャツに紺色のズボン姿の6人の男女が立ち、一列に並んで入っていくスーツ姿の男女に挨拶をする。列の中にいた南田社長が挨拶をして建物に入る。 太陽の光が降り注ぐ芝生の奥に、左右に広がる巨大な白い工場が建っている。低層の建物の上 部には、紺色の文字で「YOROZU」と書かれたロゴマークがついており、「R」の後ろの「O」はストライプが入った飾り文字のデザインになっている。建物の前は駐車場になっており、金属製のフェンスで囲まれている。フェンスの外の芝生には、レンガの柱に挟まれた白い看板がある。 看板には紺色の文字で「YOROZU AUTOMOTIVE ALABAMA, INC. 3680」と書かれている。

テロップ: ヨロズ オートモーティブ アラバマ

ナレーション: そのアラバマ州に、すでに生産拠点を構えているのが、部品メーカー、ヨロズ。

映像説明: 白い壁の薄暗い室内。壁にプロジェクターの画像が映し出されている。画面左側にはさまざまなパーツの写真があり、右側には、「YOROZU Company Profile」と書かれている。その下に「Yorozu America」「Yorozu Automotive Tennessee」「Yorozu Automotive Alabama」と記されている。その文字の下には、車のフレームの画像がある。壁の右手前に置かれた、黒い長机(ながづくえ)には、そろいの青いシャツを着た男性2人が座り、1人は立って画面を見ている。紺色のシャツにベージュのズボン姿の男性が長机(ながづくえ)の傍らに立ち、机に置いた資料を見ながら話をしている。 白い壁に映し出された画像。中央には透明の車のイラストが描かれ、前輪と後輪の部分に、四角い枠の形の黒いパーツがはめこまれている。イラストの周囲には、「Front Suspension Member」や「Rear Suspension Member」などの説明と共に、さまざまなパーツの写真と英語の名称が示されている。 壁の右手前に置かれた、黒い長机(ながづくえ)。机上に置いた黒いノートパソコンを前に青いシャツを着た眼鏡の男性が座り、身振りを交えて話をしている。隣にはグレーヘアの男性が座り、その後ろで髪をセンター分けにした男性が資料を手に立っている。紺色のシャツにベージュのズボン姿の男性が立ったまま話を聞き、バインダーを手にメモを取っている。

ナレーション: 2017年から、サスペンション関連部品の生産を行なっている。ヨロズも、マツダ・トヨタの新工場設立のインパクトに期待するが…。

映像説明: 壁に大きなパネルが掲げられた部屋。緑色(みどりいろ)や青、グレーで部屋が色分けされた英語のフロアガイドが描かれている。隣にはYOROZUの青いロゴの入ったA4サイズほどの紙が2枚貼られている。青いシャツを着た男性がインタビューに答える。男性の前には黒い部品のようなものが2つ置かれている。

テロップ: ヨロズ オートモーティブ アラバマ 山田 雅史 社長

山田社長: (工場設立によって)これを理由に、今後、さらに、えー、自動車産業が発展すると見込んでおります。 え、一方で、えー、労務費の高騰や、えー、人材を確保が、難しくなっていくんじゃないかというところを懸念しております。

映像説明: 黄色いフェンスに囲まれた工場内の一角。縦横(たてよこ)1メートル程の大きさの金属製の四角い枠のような部品が縦向きに置かれている。頭に四角い黒のヘルメットをかぶり、緑の作業服を着た男性が、天井から伸びる黄色い装置を部品にはめて、ゆっくり手前に引き下ろす。黄色いフェンスの奥では火花が散っている。 工場の別の一角。黄色いフェンスで囲われた狭いスペースに、ロボットアームがついた機械が並べられ、後ろの壁は赤いシートで覆われている。先端に黄色い装置をつけ、白い文字で「YASKAWA(ヤスカワ)」と書かれた5本の青いロボットアームが、それぞれ異なる動きで作業を行なっていて、左奥では青白い火花が散っている。中央には金属製の四角い枠のような部品が十数枚立てかけられ、右端では、ロボットアームが四角い枠のような部品を別の場所に並べている。 黄色いフェンスで囲われた別の一角。配線がむき出しになった白い台の上に箱型と円形の小さな青い突起が50個程並んでいる。手前の台の突起の上に、黒い部品が5個程はめこまれている。たくさんのコードがついた青いロボットアームが、先端に付いた黄色い装置で黒い部品を運び出す。フェンス横の通路に、青いズボンと安全靴をはいた人が近づいてくる。 工場の別の一角。グレーの床の一部が、緑色(みどりいろ)に塗り分けられ黄色いラインで囲まれている。黄色いラインの中に金属製の青いラックが4台置かれ、四隅(よすみ)に突起がついた長方形の黒い部品が吊るされている。手前のラックの傍らには、赤い小さなコーンが2つ置かれ、その横を黄色い箱型のロボットが、前に付いた青いライトを光らせながら、床に描かれた黒の線に沿ってゆっくりと動いていく。

テロップ: 自働化

ナレーション: 今後、さらなる需要の拡大を見込む山田社長。そこで同社が推進しているのが、工場の自働化だ。製造ラインだけでなく、材料や製品を運ぶ無人搬送車も導入している。

映像説明: 赤いシートで覆われたロボットアームの作業場で、2台の青いロボットが、青白い火花に照らされながら、部品を壁ぎわのラックに運んでいく。 フロアマップが掲げられた部屋で、青いシャツを着た山田社長が話を続ける。

山田社長: えー、ローコストで、フレキシブルな生産を実現するため、 プレス、溶接、塗装、えー、すべての工程で無人化を進めております。

映像説明: 金属のはりやパイプがむき出しになった吹き抜けの工場。2階部分に設けられた細い通路は、両側に黄色いフェンスが取り付けられている。プラスチック製の保護眼鏡をかけ、黒いキャップをかぶり、YOROZUの青いシャツを着た男性が、バインダーに挟んだ資料を片手に話をしている。そろいの黒いキャップをかぶり、保護眼鏡を掛けた十数人の男女が、うなずきながら話を聞き、1階の方を見下ろしながら歩き出す。

ナレーション: 視察を終えた南田社長は…。

映像説明: 白い壁の部屋で、グレーのジャケットに白と黒のストライプのネクタイをつけた南田社長がインタビューに答える。

南田社長: やはり、ロボット、自働化にまい進されているなあと。 これからも、どんどんどんどん、膨れてくる市場やと思いますので、 ま、あの、出ていくなりには、それなりの、はい、頭と、えー、資金力 が必要だなということは痛感しました。

映像説明: 正面の高層ビル群に向かって、片側2車線の大きな道路が2本延び、途中で2股(ふたまた)に分かれている。高層ビル群からこちらに向かい、合流車線のある2車線の道路が延びている。道路沿いには緑の木々(きぎ)が生い茂っている。画面右上の四角い枠内にアメリカの地図のイラスト。ジョージア州はアメリカの南東部に位置し、西はアラバマ州と接し、南東の一部は大西洋に面していて、緑色(みどりいろ)で示されている。

ナレーション: 一方、こちらは、同じ南東部で、アラバマ州に隣接している、ジョージア州。

映像説明: 高層ビルが立ち並ぶ街。中央には鏡面ガラスで覆われた円筒形(えんとうけい)のビルがそびえ立つ。周りには茶色いビルやグレーのビル、 上部に緑地(みどりじ)に白い文字で「GEORGIA」と書かれた看板を掲げるビルが建っている。 手前の広場には、石の台の上に五輪のマークの大きなオブジェが置かれている。子供たちが台に上がって、輪の中に入って遊んでいる。水色のシャツを着た女性が緑の輪の中に座っている。赤いTシャツの女性がオブジェに向かってスマートフォンをかざしている。

ナレーション: 州都のアトランタは、オリンピックが開催されたことでも知られる。

映像説明: 大きな白い観覧車の前。道路には黄色(きいろ)と黒のツートンカラーの路面電車が停車している。。

テロップ: 経済規模 約5,900億ドル(全米9位)

ナレーション: 州全体の経済規模は、全米9位のおよそ5,900億ドル。

映像説明: 大きな木の奥に建つグレーの高層ビル。屋上近くの壁に、赤字で「Coca・Cola」のロゴが彫られている。 白で「Coca・Cola」のロゴとボトルが描かれた赤いのぼりが付けられた街灯の奥に、上部に「CNN」の赤い立体看板が掲げられたグレーのビルが建っている。

ナレーション: 実は、この州、コカ・コーラをはじめ、多くの大企業が本社を構えている。

映像説明: 木々(きぎ)が植えられた芝生の向こうに、3階ほどの高さの鏡面ガラスで覆われたビルが建っている。右端の一部の壁が黒く塗られ、上部には、円の中に3方向に延びる星の光をデザインした、メルセデスベンツのシルバーのロゴマークが付いている。 市街地の中の広場。赤茶色の幅の広い歩道が、鏡面ガラスで覆われた円筒形(えんとうけい)のビルや茶色いビル、観覧車が建つ市街地に向かって続いている。家族連れなどが歩く道の脇には、街灯や、旗を立てた背の高いポールが等間隔で並び、突き当たりには五輪のマークのオブジェがある。左右の街路樹の下にはベンチが置かれ、多くの人が腰を下ろしている。

テロップ: ビジネス環境ランキング 1位 出所:Site Selection誌(2018年)

ナレーション: そのビジネス環境は高く評価されており、新たに進出する企業も多い。

映像説明: 展示会場の一角。青い布製のパーティションの前に、すりガラスのパネルが置かれている。その横でグレーのスーツを着て、前髪を横分けにした男性がインタビューに答える。男性の背後のカウンターには、軽食などが置かれたテーブルがあり、人々が集まっている。

テロップ: ジョージア州 パット・ウィルソン 商務長官

ウィルソン商務長官・英語: 過去10年間、かつてない雇用の増加が続いている。

映像説明: うっそうと生い茂った木々(きぎ)に囲まれた、片側4車線の交通量の多い道路を背景に、「ジョージア州の交通インフラ」と題されたジョージア州の地図のイラストが現れる。北西部のアトランタ国際空港と、南東部のサバンナ港(こう)、ブランズウィック港の位置が表示され、アトランタ国際空港には「乗降客数 世界1位」、サバンナ港(こう)には「貨物取扱量 全米4位」、ブランズウィック港には「自動車輸送船発着数 全米2位」という吹き出しが示される。

ナレーション: 成長が続くジョージア州。投資先としての魅力のひとつが物流。世界一の乗降客数(すう)を誇る空港や、アメリカ有数の港湾施設を備え、国内外へのアクセスは良好だ。

映像説明: 展示会場の一角。青い布製のパーティションの前で、グレーのスーツを着て前髪を横分けにしたウィルソン商務長官がインタビューに答える。

ウィルソン商務長官・英語: 企業は、世界中どこにでもアクセスしやすく、 米国内であれば、どこでも2日以内に商品を届けることができる。

映像説明: 白い雲が浮かぶ青い空の下、ポールに取り付けられた3つの旗がはためいている。左の白い旗 には青の文字で「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」と書かれたロゴが描かれている。中央は星条旗。右は、赤と白の横縞に13個の円形の星をあしらった、ジョージア州の州旗(しゅうき)。 1階部分がガラス張りの白い建物。エントランスにせり出したひさしの上部に、「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」と書かれたロゴが掲げられている。

テロップ: トーヨータイヤ ノースアメリカ マニュファクチャリング

ナレーション: そのジョージア州を、北米地域の生産拠点にしているのが、トーヨータイヤ。

映像説明: 緑の木々(きぎ)に囲まれた、たくさんの車が行き交う幅の広い道路。白や黒、赤の車やトラックがスピードを出して行き交っている。 タイヤが並べられた部屋。白い文字で「TOYO(トーヨー)」と書かれた黒いラックの上に、幅の広い7つのタイヤが縦置きで並べられている。 溝が深いもの、浅いもの、ジグザグになったものなど、さまざまなタイヤが並ぶ。

ナレーション: アメリカで人気の高い、ピックアップトラックやSUV・CUV向けのタイヤに特化し、生産を行なっている。

映像説明: クリーム色(いろ)の壁の部屋。壁の前には、側面にアルファベットで「NITTO(ニットー)」と記された、直径が1メートル程のタイヤが2つ置かれている。その横で、「トーヨータイヤ」のロゴ入りの白いシャツを着た男性が身振りを交えて話をしている。男性の前には4人の男女が座り、うなずきながら話を聞いている。

ナレーション: そんなトーヨータイヤがジョージア州を選んだのには、物流アクセスの良さ以外にも、大きな理由があったという。

映像説明: 工場の写真が入った大きな額が飾られている部屋。写真の周囲の白いスペースには、たくさんの手書きのサインが書かれ、下部には青で「60」の文字と「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」のロゴ、黒い文字で「NITTO(ニットー)」と書かれている。大きな額の左側には青地に地図やタイヤの写真と、白い文字で説明が書かれた小さな額が飾られている。 工場の写真の入った大きな額の前で、「TOYO TIRES(トーヨータイヤおロゴ入りの白いシャツを着た男性がインタビューに答える。

テロップ: トーヨータイヤ ノースアメリカ マニュファクチャリング ドナルド・バン 社長

バン社長・英語: ジョージア州の投資優遇策で、 特に役に立ったのが、「クイックスタート・プログラム」。

映像説明: 薄茶色(うすちゃいろ)の床の広い部屋を上から撮影した写真。木製の作業台や、車のホイールが 置かれた濃い緑のラック、赤、青、黄色(きいろ)のケースが入ったキャスター付きの工具入れがあちこちに置かれている。作業台の傍らで黄色いヘルメットをかぶった20人程の男女が、紙を見ながら作業をしている。 黄色い壁の部屋の写真。たくさんのコードが伸び、突起のついた金属製の機械が小窓(こまど)が付いたオレンジの壁の下に続いている。左手に黒い部品のようなものを持った白いTシャツ姿の女性が立ち、機械の上のグレーのカバーを持ち上げている。女性の後ろには黒いプラスチックのケースが入った4段の黄色いラックが2つ置かれている。 工場の製造ラインの写真。天井のところどころから、「CP‐34」など、数字とアルファベットが記された(しるされた)青い看板がぶら下がっている。その下で、青い作業着姿の大勢の人々が働いている。部品がむき出しになった金属製の機械の前に、青いぽろしゃうの上に白い文字で「QUALITY CONTROL」と書かれた紺色のベストを着た男性が、機械を触っている。隣ではえんじ色(いろ)のシャツを着た男性が機械の上部を指し示している。 一部がガラス張りになった部屋の写真。透明の保護眼鏡を掛け、紺色のポロシャツを着た男性が、部品や配線がむき出しになった大きな機械を指さし、隣にいるチェック柄のシャツを着た男性とTシャツを着た男性がその場所を見ている。2人の男性も透明の保護眼鏡を掛けている。 薄暗い室内で溶接をしている写真。薄緑の保護服を着て、額(ひたい)の部分に「CAT(シーエーティー)」と書かれた溶接マスクを着けた作業者が、金属の部品に細長いノズルを当て、黄色い火花を飛び散らせている。 金属のはりがむき出しの広い工場の写真。中央に部屋の奥まで続く巨大な金属製の台が置かれている。 手前ではグレーのヘルメットと透明の保護眼鏡を身に着けた男性が、黄色くて太いコードにつながった金属製のシルバーの工具を手にネジ留めをしている。後ろではグレーのヘルメットと透明の保護眼鏡を身に着けた白いTシャツの女性がその様子を見ている。(写真提供 ジョージア州 クイックスタート)

テロップ: クイックスタート・プログラム(労働訓練) →採用前に従業員候補者の研修を行う

ナレーション: このクイックスタート・プログラムとは、州が費用負担する労働訓練のこと。企業の要望に応じてカスタマイズした研修を、採用前の従業員候補者(こうほしゃ)に受けてもらうことで、素早く事業の立ち上げができる。加えて、研修生の採用義務はないため、企業は人材育成と同時に選抜を行うことが可能だ。

映像説明: クリーム色(いろ)の壁の部屋。画像が映しだされたスクリーンの前で、「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)のロゴ入りの白いシャツを着たバン社長が身振りを交えて話をしている。

ナレーション: トーヨータイヤもこのプログラムを活用し、早期の工場黒字化を実現した。

映像説明: 工場の写真が入った大きな額が飾られている部屋で、「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」のロゴ入りの白いシャツを着たバン社長がインタビューに答える。

バン社長・英語: (州政府の)サポートは非常に充実していた。

映像説明: 3~4(さん、よん)階程の高さの横長の白い建物。屋上部分には赤いラインが入っている。建物の左上の壁に、黒い文字で「Hitachi Automotive Systems」と書かれた立体看板が掲げられている。建物の前にある駐車場には、車が15台ほど駐車されている。(写真提供 日立オートモティブシステムズアメリカズ)

テロップ: 日立オートモティブシステムズアメリカズ

ナレーション: こちらは、日立オートモティブシステムズ。

映像説明: 室内。ガラスの陳列棚。上段には11個の金属製の円形の部品が並べられている。下段にはグレーの細長いパイプのようなものの先端に、シルバーの突起が付いた部品が展示されている。 別の陳列棚。上段には小さな黒いホイールのようなものに金属製の小さなパイプが付いた部品が置かれている。下段にはシルバーの細長い部品。両先端に黒い蛇腹のポンプのようなものが取り付けられ、その先に黒いスティックが付いている。中央のシルバーの部分には左右に円形の部品が付けられており、シルバーのテープが巻かれた黒いコードでつながっている。

ナレーション: エンジン、ステアリング、駆動伝達関連の自動車部品を製造している。

映像説明: 白い天井の室内。通路の両側には白い作業台が並び、グレーのキャップをかぶり、白いシャツと透明な保護眼鏡を身に着けた男女が8人ほど、横一列に並んで作業をしている。作業台の上部には赤、黄色(きいろ)、緑に光る筒形のライトが等間隔に並び、場所によって異なる色が光っている。左手の台の上部にはボタン付きの白い金属製の箱型の装置が取り付けられている。

ナレーション: ジョージア州には、1997年に進出。

映像説明: 黄色いカールコードが延びる工具がぶら下げられた作業台の一角。そろいの白いシャツと黒い文字で「HITACHI」と書かれたグレーのキャップ、透明な保護眼鏡を着けた男性が横一列に並んで作業をしている。手前の男性が巨大なシルバーの部品を作業台から持ち上げ、別の場所に移動する。 両側に黄色(きいろ)や赤のボタンが付いた装置がずらりと並ぶ通路。あちこちで、緑の大きなランプが点灯または点滅している。グレーのTシャツにグレーのキャップをかぶった男性が装置の一つの前に立ち、シルバーの棒のようなものを取り出して手前に置き、別の装置に向かう。

ナレーション: こちらも、人材育成や税制面など、多くの支援を受け、現在は従業員1,000人規模まで拡大している。

映像説明: 黒い壁で、下部のところどころに青い照明があたっているステージ上(じょう)の写真。薄いグレーの文字で「Mayor Greg Thompson」や「City of Monroe」などと書かれた白いパネルの前で、スーツ姿の男女9人が笑顔を向けている。中央に立つ、紺のスーツ姿にグレーのネクタイをした男性が、シルバーの輪の形をしたトロフィーを手にしている。 日立オートモティブシステムズアメリカズの白い建物を背景に、スーツ姿の4人の男女の写真が浮かび上がる。前列に男性2人と女性1人、後列に背の高い男性が1人立っている。前列左にいる紺のスーツにグレーのネクタイをした男性と、その右隣にいる黒いストライプのスーツにえんじ色(いろ)のネクタイをした男性が、シルバーの輪の形のトロフィーを2人で持っている。前列右にいるセミロングヘアーの女性と、、後列にいる黒いジャケットにグレーのネクタイをした男性が笑顔を見せている。(写真提供 日立オートモティブシステムズアメリカズ)

テロップ: 雇用創出など地域経済への貢献 →2014年にジョージア州から表彰

ナレーション: 2014年には、雇用創出をはじめとする、地域経済への貢献が評価され、ジョージア州から表彰された。

映像説明: 赤いレーシングカーのパネルが飾られた部屋。赤いヘルメットをかぶったドライバーが「HITACHI」のロゴの入ったレーシングカーを運転している写真が2枚飾られている。その前で、花柄の黒い服を着たセミロングヘアーの女性がインタビューに答える。

テロップ: 日立オートモティブシステムズアメリカズ 勝森 由香 シニアマネジャー

勝森シニアマネジャー: ジョージア州政府の支援策を活用させていただきながら、ビジネスを拡大し、 地域経済にも貢献することで、 お互いにwin‐win(ウィンウィン)の関係を、より深めていければと考えております。

映像説明: 茶色とグレーのツートンカラーの建物の前。建物前のスペースの周りをグレーの太い柱と茶色の小さな格子窓がたくさん付いた壁が囲っている。建物の横を、黒いスーツを着たグレーヘアの男性を先頭に、白いワイシャツを着た2人の男性がキャリーケースを引きながら歩いている。

ナレーション: 今回、ジョージア州を視察した企業は…。

映像説明: グレーと白の壁に塗り分けられた建物の前。白いワイシャツを着た男性がインタビューに答える。

テロップ: 専門商社 三洋貿易 産業資材事業部 堀内 登志徳(ほりうち としのり) さん

堀内さん: 非常に、あのー、交通機関であったり、インフラっていうのが、あの、整備されていて、 企業がスタートするには、研修制度等も整っていて、ま、すごく良い環境なのかなってのは、印象持ちました。

映像説明: グレーの壁の建物の前で、紺のスーツを着た男性がインタビューに答える。 白い壁の部屋。L字型に並べられたクリーム色(いろ)のテーブルに黒いスーツ姿の男性や青や白のYシャツを着た5人の男性が座り、前を見つめている。テーブルの上には折りたたまれた黄色い安全ベストや、ヘッドホン、資料などが置かれている。背後のドア付近には、そろいの赤いポロシャツを着た4人の男女が立っている。左端の男性はカメラを構えて前方を撮影している。 クリーム色(いろ)のテーブルに、黄色い安全ベストを着て、ヘッドホンを耳に付けた、グレーのジャケットに白と黒のストライプのネクタイをつけた南田社長が座り、メモを取っている。隣には黒いスーツを着た女性が2人座って話を聞いている。 グレーの壁の建物の前で、紺のスーツを着た男性が話を続ける。

テロップ: 産業機械販売 テクスマック 機械部品グループ 木本 匠(きもと たくみ) ゼネラルマネージャー

木本(きもと)ゼネラルマネージャー: 自働化だとか、必要なトレーニングをしっかりと積ませたりとか、 待遇面とかっていうところをしっかりケアしてるところに、 ああ、非常にアメリカで成功した日系企業さんの良い例があるんだなっていうのが、われわれもとっても勉強になりましたね。

映像説明: グレーの壁の室内。青い布のパーティションの横で、グレーのスーツを着たウィルソン商務長官がインタビューに答える。先がとがった茶色い高層ビルが建つ街。ビルの手前には上半分が骨組みの状態の、建設途中の水色の建物があり、傍らでタワークレーンが首を伸ばしている。手前の芝生の広場には、「Coca・Cola」のロゴの入った白い栓抜きに赤い瓶のフタがはまったデザインの大きなオブジェが置かれ、青いシャツを着た女性がもたれかかってポーズをとっている。その周りを多くの人々が行き交っている。 グレーの壁の室内。青い布のパーティションの横で、ウィルソン商務長官が話を続ける。

ナレーション: ジョージア州は、今後のさらなる投資拡大に期待を示す。

テロップ: ジョージア州 パット・ウィルソン 商務長官

ウィルソン商務長官・英語: 500の日本企業(にほんきぎょう)が、3万人の雇用を生んでいるという関係を、うれしく思う。 しかし、これは序章にすぎない。 今後、5~(から)10年間、さらなる拡大が続くことを確信している。 日本企業(にほんきぎょう)の、さらなる進出とパートナーシップを期待している。

映像説明: 「セレクトUSA」のステージに、スーツを着た5人の男性が座っている。中央に座る黒いスーツに紫のネクタイをつけた男性が話をしている。ステージ両脇の大きなスクリーンに、黒いスーツに紫のネクタイをつけた男性が話している様子が大きく映し出されている。客席には大勢が座り、資料やノートパソコンを見ながら話を聞いている。 「TEAM TEXAS」、「TEXAS」と書かれた青い柱が立つ展示会場の一角。赤いカウンターやテーブルが置かれ、大勢の人々が話をしている。 青の正方形の中に白で山のイラストがあり、その下に「IDAHO」の文字、その下に魚のイラストが描かれたロゴのある、「IDAHO」のブースの前。丸テーブルに4人の男女が集まり、黒いジャケットに水色のネクタイをした男性が話をしている。 「AMERICAN ELECTRIC POWER」のパーティションの前。丸テーブルでは、大勢の人々が集まり話をしている。アメリカの地図が映し出されたモニターの前。丸テーブルに5人の男女が集まり、話しをしている。 4人の男女が話を聞いている様子。その中にいる南田社長が座り、真剣な表情で前を見ながら話を聞いている。 黒い机と椅子が置かれた、十数人の男女が集まった部屋。正面のスクリーンには、赤で横長のだ円とその中に「KIA」と書かれたロゴや、水色の四角形の中に白抜きの円と「ZF」と書かれたロゴなど、5社の企業ロゴが映し出されている。スクリーンの左側に置かれた木製の演台(えんだい)に茶色のスーツを着た男性が立ち、スクリーンと前方を交互に見ながら話をしている。

ナレーション: 世界最大の投資受入国、アメリカ。自動車産業(じどうしゃさんぎょう)で注目されるアラバマ、ジョージアだけでなく、全米各州は、それぞれの強みを生かした投資優遇策を打ち出している。どこに進出するのが、中長期的に見てメリットが大きいのか。その見極めが、アメリカでのビジネスを成功させる一つの鍵になりそうだ。

映像説明: 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。中が空洞になった地球儀が回転している。

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