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「サプライチェーン強靱化フォーラム ―不確実性の時代の製造業及びサービス業―」をオンライン開催しました

2021年03月12日

3月11日及び12日にサプライチェーン強靱化をテーマとして、日豪印ASEANの産官学が参加する「サプライチェーン強靱化フォーラム(SCRフォーラム)」をオンラインで開催しました。

日時
:3月11日(木曜) 13時00分~16時40分、3月12日(金曜) 13時00分~16時30分(日本時間)
主催
:ジェトロ
参加者
:日本、オーストラリア、インド、ASEANの政府関係者、学識者、産業団体、企業等

※詳細は別添のプログラムをご参照ください。

佐々木伸彦ジェトロ理事長は開会の挨拶で、本SCRフォーラムの開催の趣旨に次のとおり言及しました。「昨年発生した新型コロナウィルス感染症拡大により、世界各国でサプライチェーンの途絶リスクが顕在化しました。インド太平洋地域は世界のGDPの6割、人口の過半数を占めており、この地域のリスクへの対応が世界経済安定化の命運を握っています。昨年9月には、日豪印の経済大臣がインド太平洋地域のサプライチェーン強靱化の必要性について認識を共有したところ、ジェトロとしてビジネスの現場に携わる民間の英知を結集させるため、このフォーラムを開催しました。」また、サプライチェーン強靱化に向けて、ジェトロは日本企業の海外進出や第三国への展開について支援をしていくと述べました。
また、経済産業省の田中繁広経済産業審議官からは、多様化・複雑化するリスクとサプライチェーン強靱化に向けた対応の方向性について基調講演を行っていただきました。講演の中で、企業の直面するリスクは、保護主義的貿易措置やパンデミック・自然災害に起因するものは言うに及ばず、地政学、グリーン、サイバー、社会的価値に関連する事象にも的確な対応が求められる等、その態様は多様化かつ複雑化しており、広い意味での「サプライチェーン強靭化」を追求していく必要があること、そのためには、サプライチェーンの担い手である企業の取組みだけでなく、政府側の対応の在り方も改めて真剣に検討していかなければならないこと、従来の強靭化やリスクという概念に捕らわれることなく、柔軟な発想を以て、全てのステークホルダーが連携することが必要であることを述べられました。その上で、本SCRフォーラムが正にそのような場であることを指摘し、その継続的な開催と更なる発展に強い期待を示されました。
本SCRフォーラムは、次の4つのセッションで構成・実施されました。第1セッション「更なるサプライチェーン強靱化に向けた挑戦と課題」及び第2セッション「ケース・スタディ:調達先及び生産拠点の多元化」では、今般のコロナ禍を契機に明らかになったサプライチェーンの強靭性に関する課題と対応策について、日豪印ASEANの産業団体を含む企業の視点から発言いただきました。第3セッション「サプライチェーン強靱化支援のための政策ツール」では、政府及び政府関係機関から、各々が提供するサプライチェーン強靱化支援のための政策ツールが紹介されました。第4セッション「未来志向の「サプライチェーン強靱化」について」では、日豪印ASEANの学識者により、貿易構造、貿易政策、デジタルを含む技術革新、気候変動、人材と雇用等の面で顕在化している新たな潮流に照らした、地域の産業構造の転換の将来像などに関する提言が、学術的観点から議論されました。(各セッションの参加者やテーマは別添のプログラムを参照ください)

ジェトロビジネス展開支援課 (担当:北村、高橋)
Tel:03-3582-5235