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メルコスール・韓国FTA第7回交渉が開催

(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、メルコスール、韓国)

米州課

2021年09月06日

メルコスールと韓国の自由貿易協定(FTA)第7回交渉が8月30日から9月3日までの日程で開催された。パラグアイ外務省が発表した。6月の第6回交渉に次ぐ開催となった(2021年6月8日記事参照)。

パラグアイ外務省によると、首席交渉官会合の冒頭でメルコスール側は、農産品の韓国市場へのアクセス拡大に向けた衛生植物検疫措置(SPS)の見直しの重要性を主張。韓国側からは「協力」の章に医薬品とワクチンの供給を含めるよう提案があった。

首席交渉官会合のほか、市場アクセス、サービスおよび投資、原産地規則、衛生植物検疫措置(SPS)、知的財産、政府調達などの分野別会合が同時並行で実施された。

韓国産業通商資源部の8月30日付発表によると、メルコスール側は、ウルグアイ外務省のパブロ・サデル局長を首席代表に、ブラジルやアルゼンチンなどの関係省庁の代表団が交渉に参加。ビデオ会議方式で開始され、今回はアルゼンチンも参加したとみられる。しかし、アルゼンチン政府は現在、韓国とのFTAには慎重な姿勢を示している。

アルゼンチンの9月1日付現地紙「バエ・ネゴシオス」(電子版)によると、ブラジルとウルグアイは交渉妥結を急いでいるが、アルゼンチンは物品貿易の交渉に消極的だ。同紙によれば、アルゼンチンは韓国から自動車輸入などが増えることによる国内産業の競争力低下を危惧している。

このFTA交渉は2018年5月に開始した。2020年2月の第5回交渉の後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で交渉は一時中断していたが、2021年6月にビデオ会議方式で交渉を再開した。パラグアイ外務省によると、2022年初旬の交渉妥結を目指している。

(辻本希世)

(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、メルコスール、韓国)

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