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新型コロナ水際対策を緩和、ワクチン接種完了なら日本からも隔離や渡航前検査が不要に

(英国)

ロンドン発

2021年09月21日

英国政府は新型コロナウイルス感染症をめぐって9月17日、イングランド入国時の水際対策の緩和策を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。渡航元の国・地域の分類について、5月17日から施行中の3分類からそれ以前の2分類に戻し、ワクチン接種完了者への規制免除を拡大する。主な内容は以下のとおりで、10月4日午前4時から施行する(詳細は政府ガイダンス外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます参照)。

  • 渡航元のリスク分類を3区分(赤、黄、緑)から2区分(赤とそれ以外)に簡素化。
  • 赤以外の国・地域(低リスク国)から入国する場合は、現行の黄と同様に、(1)出発前72時間以内のPCR・抗原などの検査による陰性証明取得、(2)入国後2日目までと8日目以降のPCR検査、(3)入国後10日間の自宅などでの自主隔離(5日目以降にPCR検査で陰性なら隔離を終了できる選択肢あり)を義務付け。
  • 赤の国・地域(高リスク国)からの入国は、現行の赤と同じく、英国・アイルランド国民と英国居住権を持つ外国人のみに制限。さらに上記(1)(2)と、(4)政府指定宿泊施設での10日間の自主隔離(早期隔離終了の選択肢なし)を義務付け。
  • 赤以外の国・地域から入国する場合、所定回数のワクチン接種完了後14日以上経過している渡航者は、上記(1)(3)と、(2)の「入国後8日目以降のPCR検査」を免除(「入国後2日目までのPCR検査」は必要)。
  • 上記免除措置を適用するワクチン接種者の範囲は、既に認めている英国・米国・欧州での接種者に加え、日本、韓国、台湾、シンガポール、オーストラリア、カナダ、サウジアラビア、イスラエルなど17カ国・地域で、アストラゼネカ製、ファイザー製、モデルナ製、ヤンセン製のいずれかのワクチンを医療当局から所定回数接種した人と、米国、カナダ、オーストラリアで公式のワクチン治験を受けた人にも拡大。赤の国・地域からの入国には、ワクチン接種完了による免除措置はなし。

10月末からは、赤以外の国・地域から入国するワクチン接種完了者にも引き続き求める入国後2日目までのPCR検査を、より安価で簡便な迅速抗原検査(ラテラルフローテスト)で代替することを認める予定。

政府は併せて、現行3分類の規制下の最後の国・地域分類の見直し結果を公表。現在62カ国・地域ある赤区分のうち、トルコ、パキスタン、エジプト、バングラデシュ、ケニアなど8カ国について9月22日午前4時から黄に移行する。

スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの3自治政府も9月17日、水際対策の変更について声明を発表。スコットランドと北アイルランドは、イングランドの10月4日の変更と9月22日の8カ国緩和のいずれも踏襲する。ウェールズは9月22日の8カ国緩和は踏襲するが、10月4日の変更と10月末の検査方式緩和は今後検討すると表明するにとどめている。

(宮崎拓)

(英国)

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