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オーペイが国内4社目ユニコーンに、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2などから資金調達

(ナイジェリア)

ラゴス発

2021年08月27日

8月23日付の「ブルームバーグ」紙によると、ナイジェリアのモバイル決済プラットフォームを提供するオーペイ(OPay)が、シリーズC ラウンド(注)で4億ドルを資金調達したと発表した。評価額は約20億ドルとなり、ナイジェリア発では4社目のユニコーン企業(10億ドル以上の評価額のスタートアップ)になった。

今回のラウンドは、ソフトバンクグループ傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンド2(SVF2)がリード・インベスターを務め、フォロー出資者としてセコイア・キャピタル・チャイナや、中国の料理宅配大手、美団のベンチャー部門であるドラゴンボール・キャピタル、レッドポイント・チャイナ、ソースコード・キャピタル、ソフトバンク・ベンチャーズ・アジアの既存の投資家に加え、3Wキャピタルといった新規投資家も参加した。SVF2にとっては初のアフリカ企業向け投資となった。

中国資本のオーペイは2018年にラゴスで創業し、2019年6月にシリーズAラウンドで5,000万ドル、同年11月にシリーズBラウンドで1億2,000万ドルを調達した。現在、同社は30万の代理店ネットワークと500万人の登録ユーザーを持ち、月間の決済額は30億ドルを超えるとされる。他のアフリカ諸国への参入に加え、中東諸国への拡大も計画している。

その他のナイジェリアのユニコーン企業は以下の3社だ。ナイジェリア発の電子商取引(EC)サイトを運営するジュミア・テクノロジーズは、2019年4月にニューヨーク証券取引所(NYSE)に新規株式公開(IPO)した(2019年5月1日記事参照)。オンライン上の支払い・商取引サービスを提供するインタースイッチは2019年11月、決済大手ビザ(米国)などから計2億ドルを獲得した。また、2021年3月には主にアフリカを対象とした国際決済を提供するスタートアップのフラッターウェーブが、1億7,000万ドルのシリーズC資金調達を追加し、ユニコーン企業入りを果たした。

(注)スタートアップ企業において、ベンチャーキャピタルなどが出資する段階。

(馬場安里紗)

(ナイジェリア)

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