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ワクチン接種7割達成、新型コロナとの共存に向け4段階で経済活動再開へ

(シンガポール)

シンガポール発

2021年08月10日

新型コロナウイルス問題のシンガポール政府タスクフォースは8月6日、ワクチン接種者を対象に同月10日から4段階で経済活動を再開すると発表した。9日時点で1回目のワクチン接種を終えたのは人口の79%、2回接種者は70%に達した。

シンガポールは、10日から「準備段階」、ワクチン接種者が約8割に達すると見込まれる9月上旬から「過渡期A」、その次に「過渡期B」、新型コロナウイルスと共存する最終段階と、4段階で経済活動を再開する計画だ。準備段階では、ワクチン接種者に限って、集会の人数上限を2人から5人へと引き上げる。また、飲食や美容といったパーソナルケアなど、マスクなしでは感染リスクの高い活動を最大5人まで行うことを認める。未接種者については、事前に検査を行えば5人までの活動に参加できる。公営複合飲食施設(ホーカーセンター)とコーヒーショップでは、未接種者も含めて飲食を認めるが、接種者を含めた人数上限は2人までとなる。礼拝、展示会、会議、イベント、映画館などについては、参加者が全て接種者なら、最大500人まで認める(注)。

感染状況が引き続き安定していれば、8月19日から礼拝や展示会、会議、ベント、映画館の参加者について、全員が接種者であれば、人数上限をさらに1,000人へ引き上げる。オフィスに関しても、在宅勤務可能な人の50%まで職場復帰を認める。また、アトラクション、クルーズ、映画館の稼働率を現行の25%から50%へ引き上げる。ショッピングモールとショールームの人数上限も16平方メートル当たり1人から、10平方メートル当たり1人へと増やす。その後、接種者が8割に達し、感染状況が安定していれば、「過渡期A」に移行する計画だ。ローレンス・ウォン財務相は会見で「重篤者の人数が安定し、医療施設の対応能力が超過していないか、毎回確認した上で、次の段階に移行する」と述べた。

このほか、タスクフォースは10月1日から、(1)医療、高齢者の介護、12歳以下の子どもと接する労働者、(2)飲食、フィットネスクラブ、美容などパーソナルケア、(3)制服組を含む公務員について、ワクチン接種または1週間に2回の抗原検査キットでのテストを義務付ける予定。

(注)8月10日からの「準備段階」の具体的な経済活動再開の詳細については保健省の8月6日付発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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