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新型コロナワクチン接種率5割に達する7月末に、接種者対象に感染防止策を緩和へ

(シンガポール)

シンガポール発

2021年07月08日

新型コロナウイルスのシンガポール政府タスクフォースの共同委員長を務めるローレンス・ウォン財務相は7月7日、同月12日から飲食店内外での食事の人数上限を2人から5人に引き上げるなど、感染防止対策を緩和すると発表した。同財務相は、人口の半数が2回の新型コロナワクチン接種を終えると見込まれる7月末に、接種者を対象に規制をさらに緩和する方針も明らかにした。

シンガポールでは6月14日から感染防止対策を段階的に緩和しており、同月21日から飲食店内外での食事について人数を2人に限定して解禁していた(2021年6月21日記事参照)。7月5日までの1週間の国内感染者は28人と、その前週の86人から減少した。政府タスクフォースは感染状況の改善を受けて7月12日から、飲食店内外での食事の人数の上限を5人に引き上げる。このほか、フィットネスクラブなど室内でマスクなしで行う運動の人数上限も2人から5人へ引き上げる。職場の勤務態勢については、在宅勤務を引き続き「デフォルト(基本)」とする(注)。

また、政府タスクフォースは7月15日から、マスクを着用しない顧客に対応する(1)飲食店、(2)サウナや美容などのパーソナルケア、(3)フィットネスクラブやジムで働く全てのスタッフについて、定期的な抗原検査を義務付ける。

タスクフォースは、ワクチン接種率が50%に達する7月末に集会の人数上限を5人から8人への引き上げを検討している。展示会・会議やライブ上演、映画館などの人数上限について、参加者が全員、ワクチン接種者であれば、250人から500人に引き上げる。飲食など室内でマスクなしで行う感染リスクの高い活動についても、ワクチン接種者に限定して人数の上限を8人にとする方針だ。また、在宅勤務を引き続き基本とするものの、ワクチン接種者の割合に応じて職場に戻るのを認める可能性もある。タスクフォースは、ワクチン接種者の定義をファイザー・ビオンテック製か、モデルナ製のワクチン接種を終え、2週間を経た人に加え、感染して回復した人も含むとしている。7月末からの規制緩和の詳細は、後日発表予定。

保健省によると、7月6日時点で人口の39%に相当する220万3,272人が2回のワクチン接種を終えた。

(注)7月12日からの新たな感染防止規制と関係職種への支援措置の詳細は保健省の7月7日付発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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