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夜の街の新型コロナウイルス感染拡大で、7月19日から規制再強化

(シンガポール)

シンガポール発

2021年07月19日

新型コロナウイルスのシンガポール政府タスクフォースは7月16日、複数のナイトクラブやキャバレーのホステスや店員、客などの間で感染が急拡大しているのを受け、7月19日から飲食店内での食事の人数上限を5人から2人に引き下げるなど、感染防止策の引き締めを発表した。政府タスクフォースは6月21日から飲食店内外での食事について人数を2人に限定して解禁し、7月12日から人数上限を5人に引き上げたばかりだった(2021年7月8日記事参照)。

政府タスクフォースは、7月19日から8月8日まで、飲食店内での食事の人数の上限を5人から2人へと引き下げる。ただし、食事をするグループの全員がワクチン接種済みなど一定の条件を満たし、飲食店側が接種の有無を確認する体制がとれていれば、5人での食事が認められる(注1)。

職場での勤務体制は、引き続き在宅勤務が「デフォルト(基本)」。職場での集まりやレクリエーションは禁止とされ、ビジネスイベントを開催する際には引き続き食事の提供は禁止される。フィットネスクラブなど室内でマスクなしで運動するグループの人数上限は5人から2人へと引き下げられ、クラスのサイズはインストラクターを含め30人までとする。ただし、グループの全員がワクチン接種者であれば、5人までのグループが認められる(注2)。

シンガポールでは、複数のキャバレーのホステス、スタッフや、客とその家族など間で7月18日までに累計173人の新型コロナウイルスの感染が確認され、国内最大の感染クラスターとなった。また、7月16日には魚の卸市場「ジュロン・フィッシャリー・ポート」と鮮魚販売業者の間でも感染クラスターが確認された後、18日までに累計63人の感染者が確認されている。タスクフォースは、キャバレー事業者について2020年10月から、認可を受ければ飲食事業への業態転換を認めていた。タスクフォースは業態転換した事業者約400社に対し、7月16日から30日まで営業停止を命じた。また、同卸市場と感染者が確認された都心部の市場も、7月17日から30日まで閉鎖する。

保健省によると、7月18日時点で267万6,171人(人口の約47%)が2回のワクチン接種を完了した。

(注1)5人で食事が認められるのは、ファイザー・ビオンテック製かモデルナ製のワクチンを接種して、2週間を経た人に加え、新型コロナウイルス感染からの回復者(270日以内)と、食事の24時間前に検査をして陰性が確認取れた人も含む。同居している12歳以下の子供についても、グループ全体が5人であることを上限に一緒の食事が認められる。

(注2)7月19日からの新たな感染防止規制と関係職種への支援措置の詳細は保健省の7月16日付発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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