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南米とアジア・オセアニア間の海底ケーブル敷設計画にブラジルが参加

(ブラジル、チリ)

米州課

2021年05月20日

チリ政府とブラジル政府は4月13日に共同会見を開き、南米とアジア・オセアニアをつなぐ海底ケーブル敷設計画にブラジルが参加することを発表した。

同計画は、将来的にデータ通信量が増加していくことを見据え、チリ政府が2018年から実現可能性調査を進めていたものだ。2020年7月には、日本の総務省が提案した、チリ~日本間をニュージーランドとオーストラリア経由で結ぶルートの採用が発表された。中国が、チリと上海を結ぶルートを提案していたこともあって話題となった。同計画における設備投資金額は約4億ドル、海底ケーブルの耐用年数は25年と見込まれている。また、この海底ケーブルが敷設されることにより、通信速度は最速で毎秒400ギガビットになると予想されている。今後、施工事業者の入札などを経て、2023年末ごろから施工開始が予定されており、早ければ2024年中の運用開始になるとのことだ。

会見に参加したチリのアンドレス・アラマンド外相は「ブラジルの参加は経済面での実現可能性を高めるだけでなく、政治面でも重要だ」と述べ、ブラジルの参加を歓迎した。同じく会見に同席したブラジルのファビオ・ファリア通信相は「本プロジェクトに参加することで、情報通信速度や通信量、また安全性の向上につながる」と期待を寄せた。

同計画には2021年1月にアルゼンチンも参加を表明しており、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビアも参加について検討している。海底ケーブルを通じて、南米とアジア・オセアニア地域の近接化が期待される。

(佐藤輝美)

(ブラジル、チリ)

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