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南ア政府、国内旅客便の一部再開を発表

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年06月03日

南アフリカ共和国のフィキレ・バルーラ運輸相は5月30日、新型コロナウイルス警戒レベル3における交通・運輸セクターの対策・活動範囲を発表した(南ア政府ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。南アでは感染拡大が続くも、政府は「リスク調整戦略」に基づき、全土の警戒レベルを6月1日より4から3に引き下げた(2020年6月2日記事参照)。企業活動や学校などの再開により通勤・通学などの移動の需要が増えることに伴い、交通・運輸分野にも課せられていた制限を緩和し、その詳細を発表したかたちだ。主な内容は以下のとおり。

○航空

  • ビジネス目的での国内航空旅行と、国内旅客便運航を許可(1日の運航本数は制限、ビジネスと証明するための書類の必要有無などは不明)
  • 第1フェーズとして、空港の衛生キャパシティが備わっているORタンボ国際空港(ヨハネスブルク)、ケープタウン国際空港、キング・シャカ国際空港(ダーバン)と、ランセリア国際空港(ヨハネスブルク第2空港)を結ぶ路線を再開
  • その後、第2フェーズ、第3フェーズに分けて、その他の国内の空港への運航を認める

○空港

  • ターミナル内には乗客のみ立ち入り可。乗客、乗員、空港スタッフのマスク着用義務
  • ターミナル内への立ち入り前の検温。また目的地の空港到着時のスクリーニング実施

○鉄道

  • ヨハネスブルク市と郊外を結ぶハウトレインのORタンボ空港線の運行再開
  • 旅客鉄道公社(PRASA)が運行する都市部通勤用列車「メトロレール」の一部区間の運行再開を7月1日に延長(ケープタウン、ポートエリザベスなど)
  • 長距離鉄道旅客輸送の禁止は継続

○海運

  • 客船の運航禁止は継続
  • 一部港湾での貨物船の制限緩和

○公共交通

  • 通勤、通学などの理由により許可された人のみ、州をまたぐ公共交通機関での長距離移動可
  • 道路を用いる全ての公共交通機関の終日運行の許可、ただし主要交通機関であるミニバスタクシーの乗車率は最大70%に制限

国内旅客便の一部の運航は再開される一方で、国際線の運航は南ア国民の海外からの帰還もしくは在留外国人の本国帰還のみ認められ、物流を除く国境の封鎖も続く。なお、経営危機により会社更生法の適用下にある国営の南アフリカ航空(2020年2月18日記事参照)のウェブサイト上では6月15日以降のヨハネスブルク、ケープタウン、ダーバンを結ぶフライトの販売が開始されている。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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